スタートレック・ヴォイジャー:S2第19話「ドクターの恋」あらすじや感想など
シーズン2 第19話(通算35話)「ドクターの恋」”Lifesigns”のあらすじ
ここ最近パリスは勤務に遅刻することが多く、勤務態度の悪さに周囲の評判は低下していた。
そんな折、瀕死のヴィディア人を収容する。
ドクターは患者が脳死する前にDNA情報を元にホログラムの体を作成し、脳の機能を移植する。現実の体はその間に人口冬眠させ、治療法を探ろうというのだ。
患者はダナラ・ペルという血液学者の女性だった。
ドクターはトレスから採取したクリンゴンのDNAを使って治療を施すことにする。
治療の効果が出るまでの間、ドクターはダナラとホロデッキで楽しいひとときを過ごし、2人は互いに惹かれ合っていく。
彼女への恋心を自覚したドクターは、パリスにアドバイスをもらって彼女を口説き、ダナラもそんなドクターを受け入れる。
ドクターはダナラの体の治療を続けていたが、ダナラはわざと間違った薬品を自分の体に投与し治療を中止させる。
彼女はホログラムの綺麗な体のままで、残りわずかな時間をドクターと過ごして死にたかったのだ。
だがドクターは彼女に生きるように説得し治療を受け入れさせる。たとえ醜い姿に戻ったとしても、ドクターの愛情に変化などあるはずもない。
生身の体に戻った彼女は、医者としての責務を果たすためヴィディア人のコロニーに帰る覚悟だった。別れまでのわずかな時間、ドクターと彼女は2人きりでダンスを楽しむのだった……
補足情報や感想など
- 第19話と第20話は放送順と制作順が逆なのですが、内容的にはちゃんと放送順通りに連続しています。放送順に理解しておけばOKです(宇宙歴は気にしない気にしない(苦笑))
- ドクターマッコイは偉大です
- 今回はサブエピソードでパリスの勤務態度の悪化が強調されているのですが……
- ケイゾンに情報を流していたジョナスは、セスカからワープドライブに破壊工作をするよう指令を受けました。ケイゾンは本格的な攻撃を計画しているようです
- ヴィディア人は感染を防ぐために大勢が集まることは禁止されているそうです。今のコロナを巡る世界情勢を見ると人ごとではありませんね
- 情緒たっぷりのダンスシーンで締めるところが物凄い余韻を残します
- ドクターがダナラからシュムラスという名前を付けてもらいましたが、この名前は採用されることはありませんでした
- ダナラは少し後で再登場します(完全に忘れてました)私はてっきり死んでしまうものと思っていましたよ。最後のところの会話の流れは少し分かりにくかったです
- 実際のところ最後に彼女を生かすのか死なせるのかについては、脚本段階でかなり紆余曲折があったそうです
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