スタートレックDS9:S3第13話「バライルの死」あらすじや感想など
シーズン3 第13話(通算59話)「バライルの死」”Life Support”のあらすじ
ベイジョーの船が事故に合い、重傷のバライル司教がDS9に運び込まれる。
カイ・ウィンとバライル司教は秘密裏にカーデシアとの和平交渉をしていた。
全ては交渉を粘り強く進めていたバライル司教の努力のたまものだったのだが、万が一ここでバライル司教が死んでしまえば全ては頓挫してしまう。
手術もむなしく一度は死亡を宣告するが、神経活動がまだ残って居ることに気づいたベシアの処置により蘇生に成功する。
カーデシアのタレル特使との交渉は再開されることになるが、カイ・ウィンだけでは交渉に長けたタレル特使と渡り合うのは不可能だった。
バライル司教の状態はあまり良いものでは無かった。
ベシアはバライル司教を一旦保存状態にして治療しようと考えるが、交渉を優先するバライル司教はそれを拒否する。
ベシアは不本意ではあったが、ヴァソキンという試験薬を使うことにする。
しかし投薬は上手くいかず病状は悪化していく。ベシアは交渉よりも治療を優先しようとするが、カイ・ウィンとキラに押し切られ人工脳の移植という最後の手段にでる。
手術は成功するがバライル司教の人格は以前とは変わってしまっていた。だが彼が復帰したことで和平交渉は成功する。
交渉の成功にベイジョーが沸き返る中、バライル司教の病状は悪化を続け、脳の停止まであとわずかとなってしまう。
キラはその残りの時間を、精一杯彼と過ごすのだった。
補足情報や感想など
- サブタイトルでキャラクターの死をネタばれしてしまうのは最低な悪手だと思います(「ブライ死す」とか酷かったよね……)
- ノーグの登場はかなり久々です。フェレンギの女性に対する習慣はいろいろと受け入れがたいものがありますね……
- ジェイクとノーグの身長差がえらいことになってます(苦笑)
- 和平交渉のために瀕死のバライル司教をこき使おうとするカイ・ウィンが酷いです。まあカーク船長も昔似たようなことやってるんですけどね……
- 和平交渉が終わった途端バライルの治療に興味を無くすカイ・ウィンが本当に酷い。ノーグが酷かったのは文化の違いですが、カイ・ウィンが酷いのは自分の虚栄心からですからねぇ
- キラもなんだか今回はおかしいですね。バライルの命をもっと優先しそうなものなのですが逆に強引な治療を後押ししてますし、シスコも存在感が希薄です。なんで交渉を延期させないんだろう
- そんな中で唯一光ってたのはドクターベシアでした。彼の医者としての倫理観の高さだけが今回の救いだと感じます
目次ページはこちら