スタートレックDS9:S2第21話「戦争回避 パート2」あらすじや感想など
シーズン2 第21話(通算41話)「戦争回避 パート2」”The Maquis, Part II”のあらすじ
シスコは危険な武力闘争に走ろうとするカルヴィンを止めようとするが、彼の決意は固く話は平行線を辿るだけだった。カルヴィン達はシスコ達を気絶させて何処かへ逃亡する。
シスコがDS9に戻ると、艦隊からナチェフ中将がやってきていた。中将はシスコにマキの説得を命じて去って行くが、あまりに現実を見ない中将の態度にシスコは行き場のない怒りを爆発させる。
カーデシア司令部のレガート・パーン総督がやってくる。総督はガル・デュカットとその協力者が非武装地帯に武器を流していたと告げ、もはやデュカットの救出は必要ないと言う。
カーデシア司令部がデュカットに責任をなすりつけようとしていることは明白だった。シスコは引き続きデュカットの行方を追う。
シスコはマキのアジトからデュカットを救出、司令部から見放されたことを知ったデュカットはシスコに協力を約束する。
デュカットのおかげで武器を密輸していたゼポライトの貨物船を押さえたシスコは、次にマキが予定している武器庫襲撃作戦の阻止を図る。
再びカルヴィンに対面し説得を試みるシスコだったが、彼は自分の制服を焼き払い連邦との決別を示す。
マキの狙いがカーデシアのプライマ植民地と判明し、シスコは3隻のランナバウトで迎え撃つ。
戦いは引き分けに終わるが、逃走していくカルヴィンに対し、シスコはとどめの一撃を撃つことは出来なかった……
補足情報や感想など
- ピカード艦長とあまり仲の良くないナチェフ中将がDS9にも登場です
- ナチェフ中将の態度にぶち切れたシスコが本音を吐き出すところが見所です。それを一番理解してくれたのがキラ少佐というところもポイントでしょう
- マキのアジトがあっさり見つかったり等、展開がかなり早くて慌ただしいです。ちょっと急ぎすぎてダイジェストっぽくなってしまっているのは残念ですね
- シスコとデュカットによるバディ物的な要素もあって、2人の関係性が深まったエピソードでもあります。
- トカゲの尻尾切りという比喩はカーデシアにもあるんですね……
- クワークの金儲けのための理屈の方が、バルカン人の論理的思考よりも筋が通っているというのは愉快でしたね。やはりクワークはただ者ではありません
目次ページはこちら