新スタートレック:S7第15話「若き勇者達」あらすじや感想など
シーズン7 第15話(通算167話)「若き勇者達」”Lower Decks”のあらすじ
下級士官の昇進を判断する査定の時期になり、ラヴェル少尉とシトー少尉は浮き足立っていた。
ウォーフはシトー少尉を評価しており、難易度の高い任務をあえて割り振るようにしていた。
一方ラヴェル少尉はライカー副長と親しくなりたいと考えるが、なかなか上手くいかず落ち込むことばかり。
バルカン人のトーリク少尉は優秀なところを見せつけジョーディを唸らせる。
医療部のオガワ少尉は中尉への昇進が確定しており、恋人のパウエルからもプロボーズされて幸福の絶頂だった。
エンタープライズはカーデシア国境近くで何らかの任務に当たっていた。発見した脱出カプセルの乗員を収容するが、下級士官には任務の詳細は明かされなかった。収容されたのはカーデシア人だった。
ピカードはシトー少尉のアカデミー時代の失態について彼女にきつい言葉を投げかける。一度は落ち込む彼女だったが、ウォーフの励ましでピカードに艦長に自分の気持ちを率直に伝え、艦長の信頼を得る。
艦長はシトー少尉にある任務を任せられるかテストしていたのだ。
それは連邦に協力しているカーデシア人スパイ、ジョレット・ダルを安全に帰国させるため、偽装捕虜として同行するという大変危険な任務だった。ベイジョー人である彼女に白羽の矢が立ったのだ。
計画ではスパイを送り届けた後、シトー少尉はカプセルで脱出する予定だった。
だが予定時刻を過ぎてもシトー少尉の脱出カプセルは現れず、エンタープライズは捜索の末カプセルの残骸だけを発見する。
ラヴェル達はウォーフと共に、無言で彼女の死を悼むのだった……
補足情報や感想など
- 英語サブタイトルが"Lower Decks"というわけで、下級士官に焦点を当てたお話です。後のアニメシリーズ「ローワーデッキ」の原型的なエピソードです
- この短い時間で多数のキャラクターの視点を無理なく盛り込んでいて、かなり出来のいい群像劇になっていると思います
- ライカーとディアナがバーラウンジで下級士官の査定をやってますが、みんなが見てる場所でやるべきじゃないよなぁ
- バーラウンジのウェイターで初登場のベンが着ている服が、「鬼滅」のチェック模様っぽい緑色で、気になって仕方なかった~(苦笑)
- シトー少尉はシーズン5第19話「悲しみのアカデミー卒業式」でウェスリーとチームを組んでいたメンバーの一人です。無事卒業できたようですね
- ウェスリーの方がどうなったのかは、もう少し後の話で分かります
- カーデシア人の連邦側スパイがいるんですねぇ。カーデシア人にも連邦寄りな考え方の人が居ることを描くエピソードにもなってるんですね
- シトー少尉を死なせる必要ないだろうに……視聴後の感想はこれに尽きます
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