スタートレックDS9:S1第17話「機械じかけの命」あらすじや感想など
シーズン1 第17話「機械じかけの命」”The Forsaken”のあらすじ
連邦の使節団がステーションを訪れていた。その使節団の中にはラクサナ・トロイの姿もあった。
ラクサナはクワークの店で遊んでいた際、盗難事件を手際よく解決するオドーを見て、すっかり彼を気に入ってしまう。
一方ワームホールから未知の探査機が現れる。正体も目的も一切不明だったが、そのコンピューター容量はギャラクシー級艦船並だった。
だが探査機の調査を始めるとステーションでは異常が起き始めてしまう。それによりオドーとラクサナはターボリフトに閉じ込められてしまう。
調査を進めるオブライエンは、基地のコンピューターの性格が一変していることに驚く。どうやらコンピューター自体が探査機と一体化してしまったらしい。
オブライエンはコンピューターから探査機の情報を追い出しにかかるが全く上手くいかず、余計に機能不全が広がってしまう。
その頃、長時間閉じ込められたオドーは16時間毎に起きる液化の時を迎えてしまっていた。液化した姿を他人に見せたくないオドーだったが、ラクサナは自分をさらけ出すことは怖いことではないと優しく諭し、液化したオドーを自分のドレスで受け止める。
オブライエンは探査機が人恋しくて寂しがっている子犬のような生命体だと考え、”子犬”と名付けたサブプログラム内にそれを移動することにする。遊び場所を提供されたことで探査機は喜び、ステーションは機能を回復する。
おとなしくなった”子犬”はオブライエンが飼うことになり、オドーはラクサナの思いやりに深く感謝するのだった。
補足情報や感想など
- みんな大好きラクサナ・トロイさんが登場です。
- ラクサナさんはTNGでは毎シーズン1回は登場するのが通例だったのですが、ちょうどこの時期放映中だったTNGシーズン6の方には登場回がありません。代わりにDS9に現れたというわけです。でも付き人のホム氏が登場しないのは残念ですね
- 愛情のために何本もの花の命を犠牲にするのは無意味、というオドーの恋愛観が面白いですね
- ラクサナを警戒しながらターボリフトから出るときのオドーの挙動がピカード艦長と同じで吹き出します
- 探査機の意識は、電子生命体というかコンピューター知性みたいなものでしょうか。ネットワーク上の知性なんて今では大して珍しいネタではありませんけどね
- ラクサナが単なるお騒がせおばさんでない魅力を発揮してくれますね。カツラをとると黒髪というのもディアナを思い出させてくれてグッドでした
目次ページはこちら