新スタートレック:S6第14話「ロミュラン帝国亡命作戦」あらすじや感想など
シーズン6 第14話(通算140話)「ロミュラン帝国亡命作戦」”Face of the Enemy”のあらすじ
目を覚ましたディアナは、自分がロミュラン人の姿になっていることに驚く。
そこはロミュラン・ウォーバード ”カザラ号” の中だった。今の彼女はタル・シアーのラカル少佐。
全く状況を掴みかねたが、唯一事情を知る副司令官ネベックの指示に従って艦をケイレブ星系に向かわせる。だが艦のトレス司令官はタル・シアーを嫌っていた。
一方エンタープライズはデセブ少尉を収容していた。彼は20年前に艦隊を裏切ってロミュランに下った反逆者だった。デセブはスポック大使からの伝言を携えていた。
それによると、ケイレブ星系にて大事な荷物を受け渡すとのことだった。半信半疑ではあったが、ピカードは進路をケイレブ星系へと向ける。
ウォーバードが運んでいたのはロミュラン上院議会のムレット副総督とその部下だった。彼らは冬眠カプセルで眠った状態で運ばれていた。副総督は反体制派を援助しており、連邦に亡命しようとしていたのだ。
ディアナをこの作戦に巻き込んだ副司令官のネベックも、スポック大使の地下組織の一員なのだ。
ウォーバードはケイレブ星系でコーバレンの貨物船と合流する。貨物船はネベックが手配した物だったが、ディアナは貨物船が契約を守る気が無いと気づき、ネベックは証拠隠滅のため貨物船を爆破する。ウォーバードは遮蔽で身を隠しドレイケン4号星へ向かおうとするが、そこにエンタープライズが現れる。
ランデブーポイントにやってきたエンタープライズは、貨物船の残骸を発見し戦闘態勢を取る。
先制攻撃を仕掛けようとするトレス司令官を強引に解任したディアナは、ピカードと交渉する振りをしてムレット副総督達をエンタープライズに転送する。
だがこれによって裏切りが発覚してしまい、ネベック副司令官は殺されてしまう。
ディアナも捕らえられるが、ウォーバードが遮蔽に入り防御スクリーンが消えた一瞬を狙ってエンタープライズが転送収容する。
元の顔に戻ったディアナは、命がけで任務を成功させたネベックに感謝するのだった。
補足情報や感想など
- 毎度お馴染みディアナが事件に巻き込まれるパターンです
- 本人に何の説明もなく拉致同然に連れてきて任務に当たらせるのはさすがに無理がありますよねぇ
- 諜報機関 ”タル・シアー” の名称は初登場ですね。
- だんだん言動がロミュランじみてくるディアナがおっかないです
- トレス司令官は結構優秀な軍人でしたね。敵側ではありますが考え方などはかなりまともな人物として描かれていたように思います
- 一方でネベック副司令官はあっさりやられちゃってかわいそう……
- 通信で顔を見た瞬間にいろいろと察してくれるエンタープライズの仲間達が頼もしいですね
- 話が二転三転して面白いのですが、少々複雑で分かりにくいです
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