30MINUTES SISTERS の瞳デカールについて考えておこう【30MS】
美少女プラモデル界のエントリーグレード(EG)
8月から販売が予定されているバンダイの30MINUTES SISTERSシリーズは、発売前というのに既に大人気で、まともに予約すら出来ないという状況です。
まあ30MMのパターンからすると発売日当日にはちゃんと店頭で購入できるのではないかと思っていますが、昨今の世情もあってそのあたりは少々不安なところです。
さて、このシリーズは30MM同様にプラモデル入門者を意識した、比較的安価で組み立ての簡単なシリーズになることが公表されています。ガンプラで言うところのエントリーグレードの位置づけです。
それもあってか、このシリーズはバンダイにしては珍しくタンポ印刷で瞳プリントを施した表情パーツが付属するそうです。
タンポ印刷はコストが高い上に施せる工場が限られるため、バンダイさんはこれまであまり積極的ではありませんでしたが、素組み派にとっては大変ありがたいパーツです。
ですが塗装派にとっては痛し痒しな部分ではあります。
コトブキヤさん等のプラモなら瞳デカールの付属は標準ですし、オマケでタンポ印刷無しのパーツをくれたりもします。
しかし30MSについてはデカールは付属しないことが既に明らかになっています。つまり塗装派の場合は、
- 瞳のプリント部をマスキングしてから塗装する
- 瞳を手描きする
- 他社のデカールを流用する
といった選択をしなければなりません。手描きはかなりの技術を要しますし、マスキングも結構な手間です。やはりここは流用できそうなデカールを探しておくのがよさそうです。
フミカネ先生の瞳なのがありがたかった
現在発売が予定されている3体のうち、リシェッタとティアーシャは海老川兼武先生が、ルルチェについては柳瀬敬之先生が原案デザインを務め、島田フミカネ先生が監修をされているとのことです。
とはいえ、監修と言いつつキャラクター部分は島田先生の加筆がかなり入っているそうです。
デザイン原案と言うのは、島田さんの監修加筆がたっぷり入ってるので、やはり原案と言うのが正しいのかな…と。あとショートヘア2種も自分担当です。
その他監修やオプションボディやツインテールは柳瀬さんが担当していたりと、かなりごちゃ混ぜ作業です。#30ミニッツ— 海老川兼武@デザインワークス発売中 (@KANETAKE) March 19, 2021
実際のところ公開されている商品画像を見ると、瞳の描き方は島田フミカネ先生のいつもの特徴がバッチリ出ています。
島田フミカネ先生デザインの美少女プラモデルは既に色々出ていますので、先生のクセが反映された瞳デカールも実は結構出ています。それを流用してあげれば30MSにも使えるのではないかと思うわけです。
具体的に使えそうなデカールは?
リシェッタとティアーシャは同時作業でデザインされたとのことで、瞳回りのデザインも類似しています。
(画像引用元:バンダイホビーサイト https://bandai-hobby.net/ )
こういう吊り目系のデザインというと、テスィレット用のデカールがかなり近いです。
近いというか、瞳孔の描き方なんかはほとんど同じですね。実際の製品を見ないとサイズが合うかは分かりませんが、多分いけるんじゃないかと思っています。
(画像引用元:バンダイホビーサイト https://bandai-hobby.net/ )
ルルチェの場合はまた印象が変わりますが、こちらはイノセンティア用が近いのではないかと思います。
ただ太眉と太まつげについては自分で書いてあげないとダメですね。まあ瞳をイチから描くよりはかなり手間が少なくなりますので、そのくらいは頑張ってみても良いのではないでしょうか。
以上、挑戦してみようという方のご参考にでもなればと思います。