新スタートレック:S3第4話「守護神伝説」あらすじや感想など
シーズン3 第4話(通算52話)「守護神伝説」”Who Watches the Watchers”のあらすじ
未開の惑星ミンタカ3号星では、人類学者が住民に姿を見られぬように隠れながら調査を行っていた。
だが基地で事故が起こり、基地の姿が住民のリコに見られてしまう。驚いて崖から転落したリコは重傷を負ってしまい、ドクターはやむを得ず医療室に収容する。
治療の済んだリコは記憶を消して惑星に返されるが、彼は艦内で見たピカードの姿を忘れておらず、ピカードこそは神だと信じ込んで布教を初めてしまう。
一方、行方不明になっているパーマー博士を捜索するため、ライカーとディアナはミンタカ人に変装して上陸調査に向かう。
パーマー博士はミンタカ人に捕まってしまい、隙を突いてライカーが救出するが、今度はディアナが捕まってしまう。
事態を打開するため、ピカードはミンタカ人達のリーダーヌリアをエンタープライズに招き入れることにする。
ヌリアは聡明な人物で、ピカードの説明する文明の進歩という物を理解し、またピカードといえども死者を生き返らせることは出来ないと知る。
だがピカードに心酔するリコはピカードやヌリアのいうことを信じない。そして神が死ぬことはないと信じピカードを射貫いてしまう。
血を流し倒れるピカードを見て、リコもようやく納得する。
ピカードはいつか彼らが進歩して宇宙へやってくるのを待っていると告げ、基地を撤去してこの惑星を去るのだった。
補足情報や感想など
- 艦隊の誓いで干渉を許されない惑星でのトラブルというわけです。尤も、その昔カーク船長は散々干渉してましたが……(苦笑)ケルヴィンタイムラインでもエンタープライズが神として崇められている星がありますよね。
- 記憶を消す技術についてはドクタークラッシャーよりドクターポラスキーの方が上だそうです。やはりドクターポラスキーは名医だったのか!
- 今回は珍しく青空の下でのロケシーンが多いです
- こっそり隠れて住民を観察するというのは、劇場版「叛乱」でもやっていましたね
- ミンタカ人はバルカン人に近いということですが、バルカン人メイクで変装したディアナが結構可愛いです
- 宗教という物の危うさを大変良く表現したお話だったと思います。でもこんな風に神を否定するようなお話をやってしまうというのは凄いですね
- 終始ピカードの謙虚な態度が立派でした。別れ際の会話も余韻があっていいですね。とてもメッセージ性が強かったです
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