宇宙大作戦:S3第5話「美と真実」あらすじや感想など
シーズン3 第5話(通算60話)「美と真実」”Is There in Truth No Beauty?”のあらすじ
メデューサ人のコロス大使を母星に送り届ける任務に就いたカーク達。
しかしメデューサ人を人間が見ると発狂してしまうらしい。バルカン人はバイザーを付ければ大丈夫なため、スポックが対応にあたる。
しかし通訳として大使に同行するミランダ・ジョーンズ博士は地球人だが大使を見ても平気だった。彼女はテレパスで、その力でコロス大使と意思を通わせていたが、精神融合の出来るバルカン人に対するコンプレックスも持っていた。
もう一人の同行者マービック氏はミランダを愛していたが、彼には大使が邪魔でしかなかった。
マービックはコロス大使を殺そうとするが、姿を見てしまったことで発狂し、機関室を乗っ取ってエンタープライズを暴走させた後に死んでしまう。
暴走したエンタープライズは銀河外周のバリアを抜け未知の空間に投げ出されてしまう。
もとの宇宙へ戻るためにはメデューサ人の持つ航法技術が必要だったため、スポックはコロス大使と精神融合を行い、その操作によって無事元の位置へ戻ってくる。
だが融合を解く際にバイザーを忘れたため、今度はスポックが発狂してしまう。
ミランダが治療にあたるが、彼女はスポックへの嫉妬から彼を治療することにためらいがあった。それを見抜いたカークに図星を突かれたことで彼女は迷いを振り切る。
治療は成功し、ミランダは今後もコロス大使とともに歩んで行くことにするのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は通算第61話にあたるエピソードです
- スポックにバイザー似合わねぇ……
- 交渉相手と対面できない大使というのは仕事やりにくそうですね
- また銀河バリアが出てきました。さらにワープ9.5を越えたところで別の時空連続体に入ってしまったとのことですが、そんな簡単に行けるものなのか……
- ミランダに協力してもらうための懐柔策がカークの女たらし技能というのが笑えますが、今回は通用しませんでした。
- 彼女は実は目が見えないため、メデューサ人と対面しても平気でした
- ミランダを演じているダイアナ・マルドアさんは、第2シーズンの「地底160キロのエネルギー」でもゲスト出演されています。後にTNGではドクター・ポラスキーを演じられます。
- 最後の方の彼女の心情の変化は描写があっさりしていてちょっと分かりにくいですね
目次ページはこちら