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【スタートレック:ローワー・デッキ】S1第6話 あらすじと情報整理と感想※ネタバレあり

08.ローワーデッキ(LD)

第6話「気のいいフレッチャー」”Terminal Provocations

あらすじ書いてて思うのですが、毎回ストーリーが3つ同時進行するので30分という時間内での詰め込まれ具合が物凄いです(基本はボイムラーとマリナー、ラザフォードとテンディ、艦長達上級士官達の3つの視点ですね)

大抵ボイムラー達が一番しょーもないことをやってるんですが(苦笑)

(以下、ネタバレ全開です)

シーズン1 第6話のあらすじ

ボイムラー達は艦隊の有名艦のエンジン音を口まねして遊んでいた。しかしたまたま通りかかったランサム副長はそれを見て異常事態と勘違いし、ボイムラーを取り押さえるのだった……

セリトスはドルークマニの廃品回収船とにらみ合っていた。彼らは100年以上前に難破した艦隊輸送船を発見し、貨物の所有権を主張しているのだ。だが連邦の所有物をむざむざ渡すわけにはいかなかった。

一方マリナーは食堂で騒いでいてドクター・タ・アナとトラブルになるが、同僚のフレッチャーが丸く収めてくれる。彼はアカデミー時代から仲裁が上手いらしい。

ラザフォードとテンディは難破船の貨物確認について話していたが、テンディはアカデミーで船外活動の単位を落としており大の苦手らしい。ラザフォードは彼女のためにホロデッキで彼の訓練プログラムをしようともちかける。

ボイムラー、マリナー、フレッチャーの3人はアイソリニアコアのチェック作業を行っていたが作業量が多く、楽しみにしていたチューチューダンスに間に合いそうもなかった。

フレッチャーは作業は自分に任せてダンスに行くよう2人に提案する。喜ぶボイムラー達。

その頃ホロデッキではラザフォードとテンディが訓練プログラムを始めていた。ナビゲーションキャラクターの「バッジィ」が現れるが、プログラムの読み込みが遅くフリーズ状態になったため、ラザフォードはバッジィを蹴り付ける。

ダンスが終わってフレッチャーの元に戻ったボイムラー達は、フレッチャーが倒れているのを発見する。誰かに襲われてアイソリニアコアを1本盗まれたらしい。コアがないと防御シールドの修復機能が働かなくなってしまう。

マリナー達はデルタ・シフトチームが怪しいとにらみ、彼らの元を訪れる。興奮したフレッチャーが彼らに詰め寄るが、デルタ・シフトチームにはアリバイがあった。

船外ではドルークマニが廃品をぶつけて攻撃してきていた。このままシールドが減少し50%を切るとコアがないのがバレてしまう。

攻撃の影響がホロデッキにも及び、バッジィは異常な行動を始め安全装置も停止、プログラムも終了出来なくなってしまう。暴走したバッジィはラザフォード達に襲いかかる。

コアを探すボイムラー達だったが、無くなったはずのアイソリニアコアがフレッチャーのベッドから出てくる。

実はフレッチャーはアイソリニアコアを使って脳の機能を向上しようとして失敗し、コアを壊してしまったのだ。何とか直そうとするが、コアは暴走し周囲の工具などを取り込み始めてしまう……

ボイムラー達は暴走したコアをエアロックから放り出すが、コアはそのままドルークマニの回収船に取り付き破壊してしまう。折しもセリトスのシールドが消失し武器システムもダウンして艦が危機に陥っていた瞬間だった。

一方殺人鬼と化したバッジィに攻撃されラザフォードは追い詰められるが、ホロデッキの環境を雪山に変え寒さでバッジィを弱らせたところで破壊する。

艦内のシステムが復旧し、バッジィも再起動するが、ラザフォードはもうバッジィを使う気にはならなかった。

コアを使った攻撃が偶然にも艦を救ったことで、功績を評価されたフレッチャーはU.S.S.タイタンへ栄転になる。

だが6日後、フレッチャーはワープコアにゴミを捨てたことでクビになる……

情報を整理してみる

  • 難破船の認識番号はNCC-502。名称は出てきませんでしたが、かなり若い番号ですので艦隊初期の船だと分かります
  • 第80宇宙基地はかなりヤバイらしい(問題のある人間が島流しに遭うようなところだそうです)
  • クルーの間では「チューチューダンス」というものが流行っており、ゼビュロン姉妹のダンスが最高らしい

小ネタ色々

※小ネタは多すぎて全部は把握できていません。何か思い出したらまた追記します。

  • ホロデッキのシャーロック・ホームズネタはTNGでお馴染み。ロビン・フッドに扮するのもTNGですがこれはホロデッキネタではなくてQのイタズラでした。シラノ・ド・ベルジュラックはTNG「謎の頭脳改革」の冒頭でバークレーが演じていました。
  • 「回避パターン、スールーアルファ」って言ってましたね。カトーアルファじゃないんだ……
  • 艦長のヨットのキーに付いていたキーホルダーはトリブルでした
  • ちなみにこの時期のU.S.S.タイタンはライカーが艦長を務めています

今回の感想

ベイジョー市場のボログラム内で暴れるバッジィが市民を虐殺するシーンは結構血まみれでエグいですね……こりゃ年齢制限入るわけだ。

フレッチャーは仲裁は上手くても、実は人当たりが良いだけで、かなりいい加減でろくでもない人間と言うことが分かります。というか本性をあらわにし始めてからの彼の態度はかなり酷いですね。

その彼を「友は近くに置き敵は遠ざけろ」と言って体良く追い出してしまうマリナーのしたたかさが凄いですね。

ホロデッキが暴走して危機に陥るのはスタートレックで良くあるパターンの一つ。序盤でメインキャラが死んだら時間ネタかホロデッキネタと思え、という格言もあります(苦笑)

「ローワーデッキ」の目次はこちら

2021年8月1日08.ローワーデッキ(LD)

Posted by raccoon81920