宇宙大作戦:S1第13話「殺人鬼コドス」あらすじや感想など
シーズン1 第13話「殺人鬼コドス」”The Conscience of the King”のあらすじ
植民星シグニア・マイナーへやってくる。
カークの友人トーマス・レイトン博士が発明した画期的な合成食品を確認するためだった。だが実はレイトン博士はある目的のために嘘を言ってカークを呼び寄せたのだ。
20年前に死んだはずの殺人鬼コドスが生きており、シェークスピア俳優アントン・カリディアンとして舞台に上がっているというのだ。
レイトン博士が劇団を招いて開催したパーティの席上、カークはカリディアンの娘と知り合う。だがカークが彼女と歓談している隙にレイトン博士は何者かに殺されてしまう。
カークは策を講じ、カリディアン劇団が次の公演地へ移動する船を差し止め、エンタープライズが代わりを務めるように仕向ける。
次の公演地ベネシア植民星へ向かう船内……
ライリー少尉もコドスを知る数少ない人間だったため、カークは念のため彼を機関部に転属するが、食事に毒を盛られてライリーは重症になってしまう。スポックは状況からカリディアンがコドスだと断じるが、カークはまだ確信を得られなかった。
次はカークが狙われ、フェーザーのオーバーロードでデッキごと吹き飛ばされそうになる。
カークは意を決してカリディアンと対峙し、彼がコドス本人であることを確認する。
ライリー少尉も回復するが、カリディアンがコドスであることを知ってしまう。彼はコドスを殺そうとするが、カークに制止される。
カリディアンは正体を明かし全てを終わりにしようとするが、実は7人の証人を次々に殺していたのは父を守ろうとするカリディアンの娘だった。
カリディアンの娘はフェーザーでカークを殺そうとするが、間に入ったカリディアンを撃ってしまう。
逆上した彼女は、ショックで事件に関する記憶を全て失ってしまうのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は第11話にあたるエピソードです
- コドスはタルサス4号星の元知事で別名「死刑執行人」。4000人もの人間を虐殺したとのことですが、すべては食糧不足の中で生き残る者を選別した結果でした。この辺はもう少し踏み込んで描けば面白かったかも
- ちなみに「エンタープライズ」のメインキャラクター、ホシ・サトウ少尉はこのタルサス4号星事件の犠牲者の一人だそうです(享年117歳)
- コドスを実際に見たことがある者はもはや9人しかおらず、うち二人がカークとレイトン博士で、ライリー少尉もその一人でした。他の証人は全て死亡しているとのことなのですが、元知事なのに知ってる人が9人というのも変な話ですね
- ライリー少尉は第4話「魔の宇宙病」で機関室を乗っ取ったクルーですね。ライリーの両親もコドスの犠牲者だったのです
- フェーザー銃のオーバーロードによる爆破ってつい最近見たなぁと思ったら、ディスカバリーシーズン3の12話でもバーナムがやってました
- シェークスピアをストーリーに絡めるのはスタートレックの伝統パターンですね
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