小物の最難関?バッグを作ります!最後はアクリルケース!【1/12ドールハウス:完成】
中国製ドールハウスキットに挑戦・その10
おそらく小物類の中で綺麗に作るのが一番難しいのは革製のバッグじゃないか思います。これが小物の中では一番苦労しました。
まずは型紙に基づいてパーツを切り出していきます。このへんは今までと同様です。
今回はここからの加工が細かいです。
切り出した布地を折りたたんで幅3mmで細く割いたものは、分割してショルダーベルトに使います。紙を巻き込んで作る方のパーツはバッグの側面になります。
バックルには金属パーツを用いるためリアル感はかなりいいです。ただ細いパーツということはそれだけ接着面が限られ、接着剤のはみ出しも起こりがちになりますから、慌てず少しずつ進めた方がいいですね。乾燥時間はちゃんと取りましょう。
途中の写真を撮り忘れてしまったので、いきなり完成状態です。
ホックの金属パーツはとても小さくて固定するのに苦労しました。あとは全体の配置がだいぶ窮屈になってしまったのが反省点。もっと見本の写真をよく見て全体のバランスを整えるべきでした。う~ん、もう一回やればもっと上手く作れるんだけどなぁ!(今回こういうのが多い)
残るはアクリル板です!
アクリル板のケースはホコリよけにも最適ですのでちゃんと作った方がいいですね。
3枚の板を組み合わせて接着するだけですが、アクリル板の接着はそれなりに難しいです。透明ですからミスをするととても目立ちます。自信が無い場合は透明テープで留めるだけでもいいかもしれません(見栄えは悪いですが)
説明書では厚さ2mmのアクリル板が付属していると記載されていますが、現物は1.5mm厚でした。当然ですが薄いほど接着面が少なくなりますので作業に気を使います。
接着剤はアクリルサンデーを使います。透明アクリル板の接着ならこれ一択と言っていいでしょう。
私は東急ハンズで購入してきました。アクリルサンデーは出来るだけ店頭で現物を確認して購入した方が無難と思います。ごく稀にですが、通販で購入したら中身が殆ど揮発して無くなった物が送られてきたなんて話もあったりします(滅多にある話ではありませんが……)
私の買ってきた物は中身このくらいでした。う~ん、やっぱりちょっと減ってるかな……
アクリル板をあらかじめ所定の組み合わせでテープ止めしておきます。接着剤付属のスポイトでスーーッと接合部に流し込んでやればガッチリと接着できます。この薄さのアクリル板でも十分すぎるほどの強度で固定出来ますよ。
はみ出したりこぼしたりするとアクリル板が溶けて白くなってしまいますので、それだけが注意点です。あと一度接着すると二度と取れないくらい強固にくっつきますので、最初の位置決め時点でズレが無いように注意して組んでおきます。
綺麗に接着できれば、接着面はこのくらいの見栄えになるはずです。
さて一応の完成ですが……
というわけで一応完成しました。
右側の壁もアクリル板なので本来透明なのですが、この面用の壁紙パーツも付属していましたのでアクリル板に両面テープで貼り付けて壁にしてしまいました。
奥の壁に取り付ける絵画パネルも貼り付けず今はまだ下に置いてあります。実際に壁に飾るかはまだ決めていません。
折角作った1/12サイズのドールハウスですので、このまま終わらせてしまっては面白くないですからね。
とりあえず奥の壁側にはもう一つ棚を自作してカプセルトイやリーメントなどの小物を置くのがいいかなと思っています。他にも1/12サイズで部屋に合いそうな小物を足していく予定です。
その辺はまた追々進めていくことに致しましょう。