【30MM】 タンク変形型陸戦アルト完成しました 【陸戦アルトを作るその7】
一気に仕上げてしまいましょう!
5月から作っていた陸戦アルトを仕上げました。
他のプラモ(テスタロッサとかメガミデバイスとか)を集中して作っていたためここ3ヶ月くらい殆ど進捗していなかったのですが、メガミデバイスの方が一段落したのでいい加減終わらせてしまうことにしたのです。
前回の記事でサフ吹きをした後、ディテールを少し追加しました。
主な追加箇所は脚部装甲板の前面ディテールですね。以前の状態だとただの板でしかありませんでしたので、さすがにこれでは味気ないと思い穴を開けたりトゲを付けたりしました。
タンク形態の時正面を向く踵の所にはヘッドライトを組み込んでみました。重量のかかる足の裏にそんな壊れやすそうなものがあるというのは不合理だとは思うのですが、位置的にここが丁度良かったので……きっと何かしらの未来の素材で保護されているのだと思います(苦笑)
全身の各所にある3mm穴のうち使用しないものについては、以前こちらの記事で紹介した手法で作成したパーツを使って穴埋めをしています。合計で40個ちょっと使いました。
穴埋めパーツもちょっと色を変えておけば取り付けるだけで情報量をアップ出来ますので大変使い勝手がよくてオススメです。
あとコックピットの両側にはガンヘッドの横っちょにある装甲板みたいなものを真似して作ってみました(これにフレームアームズガールの足首パーツを使っているとは気付くまい……)
塗装については当初の予定通り、陸上自衛隊の戦車迷彩を参考にしました。
実を言えばサフを吹いた時点で全身グレーの状態もカッコいいなぁと思ってしまい、ガンヘッド的にグレー単色にしようかと迷ったのですが、陸戦らしい茶色も捨てがたかったのと、既にあの時点でコックピット回りは茶色に塗っていてそれを塗り直すのも面倒だったので(苦笑)最初の計画に沿うことにしました。
ただ当初考えていた色分けパターンよりも、だいぶグレーの箇所が多くなりましたけどね。
重厚な感じを出したかったので、サーフェーサーのあと全てのパーツを黒で塗ってから黒立ち上げで塗装しています。
今回は陸戦で戦車形態ですから、塗装後はウェザリングで泥まみれにしてしまう予定でした。ウェザリング前提の塗装なんて久々にやりましたが、これが本当に楽(苦笑)
最近メガミデバイスで肌色とか髪の毛の色とかばかり塗っていたんですが、特に肌色は傷や汚れが付くと台無しですし、発色を良くするためには下地から気を使わなきゃなりません。でも汚し前提のロボットならそのへん気にせずバンバン塗れるわけです。
まあだからといって汚く塗ってしまっていいわけではありませんので普通の仕上げ水準にはするのですが、やはり美少女フィギュアの塗装とは気の使い方が全然違います。
汚しについては戦車模型の作り方を参考に、特にキャタピラの金属表現などはメタルカラーを使って仕上げました。この金属感がたまらないですね。
せっかくなので先日買ったトミーテックのジオラマに置いてみました。やはりこういったベースに置くと見栄えがグンと良くなりますねぇ。
今回の反省点としては、プラ板で自作したパーツ類の加工精度がイマイチなことと、やり慣れてない戦車の迷彩塗装や汚しが今ひとつまとまりに欠けることですねぇ……
脚の装甲板はパッと見はいいのですが、よく見るとちゃんと平行や直角が出ていなかったりして泣けてきます。塗装やウェザリングも、戦車の製作記事を参考にしたのはいいのですが、1/144のスケールに合うようには落とし込めなかったように思います。
まあ反省点が出るというのは次へのモチベーションになりますので、悪いことばかりではないんですけどね。
特に今回は今までやったことなかった工作をかなりふんだんにやりましたので、大変良い勉強になったと思っています。