【30MS】複製したフェイスパーツが仕上がりました。
30MS リシェッタちゃんを作るよ(その5)
大変のんびりと作っていますが、フェイスパーツの方はようやく仕上がりました。
上段4つが複製品で、そのうち一番右は自分で瞳孔を入れた物です。
下段3つはキット付属のタンポ印刷オリジナルフェイスパーツです。
全てタミヤウェザリングマスターで陰影を調節した上で、クレオスのスーパースムースクリアーによるつや消し処理を行っています。
ウェザリングマスターの塗布には、100円ショップで4本100円で売っているメイクアップ用品を、各色一本ずつ用意しています。こうしておくと色が混ざらず綺麗に出来ますからね。
自作した瞳孔の方は明るめの水色にした上で少し小さめにし、ハイライトのパターンも変えているのですが、あまり違いが出ませんでしたね。以前よりだいぶ上手く出来るようになったとは思うのですが、アップにしてみると線が震えているのが分かってしまいます。
前回デカールを貼った後の手順は
- デカール保護の光沢クリアー吹き
- エナメル塗料で白目の影や瞳孔、ハイライトを描く
- 光沢クリアーを吹いて一旦保護
- つや消しクリアーを吹いて表面を荒らす(ここからオリジナルのパーツも工程に参加)
- タミヤウェザリングマスターで陰影を付ける
- 光沢クリアーを吹いてさらに保護
- スーパースムースクリアーを吹いて仕上げ処理
といった感じです。実際には2の描画工程でも都度クリアー保護は入れています。
ラッカークリアーで保護を入れておけば、その上に描くエナメルの線は失敗しても拭き取れますので、この工程はとても大事なのです。
いちいちクリアーを吹くのは普通のエアブラシでは片付けが面倒なのですが、以前購入したflyer-srにクリアー専用瓶を用意してありますので、この工程が大変楽になりました。いやもう本当に楽です。
今週は平行して髪の毛の塗装もやっていました。
こちらもちょっと新しいことをやってみようと思い、イラストで言うところの「ギャルゲ塗り」みたいなことが出来ないかと試してみたのです。
ギャルゲ塗りだと複数のレイヤーを重ねて透過させた色相の違う色を何色も組み合わせると思うのですが、プラモには当然レイヤーなんてありませんから、似たようなことをやろうとするとクリアーカラーで薄めた塗料で下地を透けさせながら重ねていくことになっていきます。
で、メタリックカラーを含めて4色ほど重ねてみたのですが、う~ん、これはむずい!
なかなか思ったような色になってくれませんでした。もう少しメタリック感は押さえるつもりだったのですが、思いのほか目立ったしまいましたよ。
ですが実物を見ると角度によって色の見え方が変わって、結構面白い効果がでたので、まあ結果オーライかなと(苦笑)
写真ではその辺が伝わりにくいのが難点ではありますが……