【30MS】仕上げに進む前にやっておくことが色々あるのです
30MS リシェッタちゃんを作るよ(その3)
前回なんとな~く完成時のイメージが見えてきたので、その後パーツを色々組み替えつつイメージを固めていきました。
まあ、やってることは単なる組み替え遊びなんですけどね。
30MMを既に楽しんでいる方々にはおわかりいただけると思いますが、この組み替え遊びが実に楽しい(苦笑)
おかげで仕上げ作業がろくに進みません。
いろいろやっているうちに、大体こんな感じでイメージがまとまってきました。
美少女プラモデルに武装を盛っていくとどうしてもアリス・ギアっぽくなっていくのは致し方ないところですね。
バックパック周りがまだ少しさみしいので、この辺はもう少し変えていこうと思っています。
フェイスパーツの下地処理
今回はABSパーツがありませんので割れ対策の下地処理はやらなくて済みます。それは楽でいいのですが、塗装するとなれば他にもやっておくことは色々あるのです。
まず前回までに作成したエポキシパテ製のフェイスパーツですが……
細かい傷などを修整した上で、サーフェーサーをかけるところまで来ました。
前回の段階では5つ作ってはいたのですが、下地処理中に大きな歪みを見つけてしまったので1つは破棄しました。この4つで進めようと思います。
素材がエポキシパテですので塗料の食いつきはあまり良くありません。なのでサーフェーサーにはプライマーが入っているタミヤのファインサーフェーサーを使っています。経験上エポキシパテやレジン相手ならこのサーフェーサーが一番安心できます。
このサーフェーサーはPOMの焼き付けにも使えますので(こちらの記事)一本持っておくと色々便利なのです。
塗装のためのクリアランスを作る
美少女プラモデルの全塗装の場合、可動部の塗装剥がれ防止が大事な作業になります。
何も考えず塗装して組み立てただけだと、必ずあちこちに傷が付いて塗装面が剥がれてしまいますからね。
とりわけ傷が付きやすいのは太ももがパンツに接触するところです。ここの傷は美少女プラモデルの塗装に挑戦したモデラーなら一度は経験するのではないかと思います。
対策として一番確実なのはやはりパーツ同士が当たらないようにすることで、基本は削りなんですが、削りすぎれば強度が落ちて壊れやすくなりますし、隙間が空きすぎても不格好です。
このリシェッタちゃんの場合、お尻の後ろ側のところと股の間のところが接触しやすいポイントでした。
この辺を適度に削り込んで接触しにくくしておきます。完全に接触しないようにするのはさすがに無理ですが、この調整をやっておかないと後で泣きを見ることは必至です。
実際に塗装をするときもクリアーを重ねて塗面強度を強くしてあげたりするのですが、その辺の話は別の記事(こことかここ)でも書いてますので、興味のある方は一読いただければと思います。