【30MM】公式コンテスト第3弾密林戦に応募してきました!
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カスタマイズミッションズ第3弾開催
(画像引用元:30MMオフィシャルサイトhttps://bandai-hobby.net/site/30minutes_missions/index.html)
公式カスタマイズミッションの第3弾が始まりました。今度のテーマは「密林戦」です。
密林での戦いと言われてイメージするのはガンダムならジャブロー、ボトムズならクメンといったところですね。ロボットアニメでは意外と密林戦というのは少ないです。
戦争映画で言えば一時期やたらと作られていたベトナム戦争物か、ランボーやプレデターがイメージされるところです。
この公式コンペは塗装技術や工作技術よりも組み替えのアイデアなどの方が評価される傾向があるのですが、私の今年のプラモ造りのテーマは「完成度の向上」なので、傾向とかは考えず作りたいように作ります。
で、今回私が作ったのはこれです。
アルト・ワイルドキャット
安定した射撃姿勢をとれる狙撃カスタム機。武器には二脚とストックを追加。センサーを頭頂部に設けることで素早く接地姿勢をとれる。
樹木を模した追加装甲で防御力・カモフラージュ性を向上している
(武器の改造にランナーを使用)#30MM#30MM密林戦#30MM地球連合軍 pic.twitter.com/5w1YBk0DMn— raccoon81920 (@raccoon81920) March 15, 2020
スナイパーを作る人は多いんじゃないかとは思いましたが、私もあえてそれで挑戦です。タイトルにつけたワイルドキャットというのは「山猫」のこと。まあアレですね。
とは言え狙撃一辺倒というイメージでもなく、スワンピークラッグっぽい装甲板を付けたりしており、配色含めてボトムズのイメージを多めに入れています。
あとは射撃体勢の時と直立状態の時でイメージがガラッと変わったらちょっと面白いかなと思い、顔を二つ付けてやりました。
基本工作
今回切り貼り工作をやったのは武器と頭、他は基本的に既存のパーツの組み替えだけです。
スナイパーライフルらしさを強調するために、バイポッド(二脚)とストックを取り付け、銃身はランナーで延長しています。やはりしっかり肩に当てて構えるのがライフルの基本でしょう!
バイポッドの先端に付いているのはアルトの標準腰パーツ、可動部はオプションパーツセット部品の組み合わせ、ストックはアームクローの基部を使っています。爪を取り付けるために空いている4カ所の穴はロイロイの脚で塞ぎました。このコンペは基本的に製品の箱の中の物しか使えないので、使える物を探すのが大変です(苦笑)
頭頂部には狙撃アーマーの頭部をそのまま取り付けて、接地射撃体勢が自然にとれるようにしました。この頭部パーツは中央のレンズ部分があまりディテール的に面白くないので、一度ドリルで貫通した後、裏から細いランナーを突っ込みました。ランナーの先端はキャンディ塗装でレンズっぽい仕上げにしてあります。
接地体勢のとき正面に向くようにオプションパーツセットのキャノン砲を取り付けましたが、銃口の穴が大きすぎて間延びして見えてしまいますので、穴を開けたランナーを突っ込んでディテールアップしています。
それとスモークディスチャージャーは縦向きに取り付けられるようにして肩に付けました。ボトムズ好きならやはりこの向きです。
左肩の追加装甲は椰子の木の大きな葉のイメージ。オプションパーツで繋いでいるので可動範囲は結構大きくて遊べるのですが、重くて肩が負けやすくポーズが限られるのが弱点です(苦笑)
他に工作としては、折角BMCタガネを買ったので全体的にスジボリの堀直しをやってみました。少しずつですが、タガネの使い方が分かってきましたよ。
そして塗装
全てミスターカラー(ラッカー)で、濃い緑は512ロシアングリーン、薄い緑が127コクピット色、茶色が527陸軍カーキ、濃いグレーが116ブラックグレーです。
密林ならもう少し濃い色の方がいいかなとも思いましたが、あまり暗くすると折角のディテールが見にくくなってしまいますし、南国の密林は結構明るめの色の植物もありますので、これで行きました。
墨入れはエナメルでやってますが、今回はクレオスのウェザリングカラーとフィルタリキッドも併用しています。恥ずかしながら今までクレオスのウェザリングカラーは使ったことがなかったので初挑戦です(古い世代のモデラーなのでエナメルばかり使ってたんですよ)
追加装甲は濃い緑から薄い緑にグラデーションをかけたのですが、新しく買った0.2mm口径のエアブラシのおかげで、思ったより滑らかなグラデーションが出来ました。以前のエアブラシだともっと粒子が粗くなっちゃっていたと思います。
今回はのんびり丁寧に作ったこともありますが、大分イメージに近い物が作れたと思います。
ただ汚しをほとんど入れなかったのと、細かいところではあちこち不満もありますので、そのへんはまた次回作以降でステップアップを図っていきたいと思います。