スタートレック・ヴォイジャー:S7第3話「愛の危機」あらすじや感想など
シーズン7 第3話(通算149話)「愛の危機」”Drive”のあらすじ
新造したデルタ・フライヤーのテスト中、トムとハリーはイリーナという女性と知り合いになる。
彼女から「アンタリア星間横断ラリー」について聞いたトム達は自分たちも参加しようと考え、ジェインウエイも外交の一環として賛成する。
だがベラナとの週末の約束はキャンセルになってしまい、彼女はトムとの関係を清算するべきではないかと思い悩む。
考えた末、ベラナも副操縦士としてレースに参加することにする。だが2人の関係はギクシャクし始めていた。
一方、この星域の平和を象徴するというレースには対立する4つの惑星の思惑が入り乱れていた。
レースの第1ステージでは過激派の破壊工作が発生し、イリーナの副操縦士が負傷してしまう。
過激派に屈しないという主張からレースは再開し、ハリーもイリーナの副操縦士として参加することになった。
だが最終ステージ終盤、またしてもイリーナの船の副操縦席で爆発が起きる。間一髪逃れたハリーはそれがすべてイリーナの仕業であり、デルタ・フライヤーにも破壊工作が行われていることを知る。
デルタ・フライヤーがゴールした瞬間、主催者達もろとも爆破しようという計画だったのだ。
ハリーからの信号でそれを知ったトムは、ゴールには向かわずイオンガスの星雲にワープコアを捨ててテロを防ごうとする。その混乱の中、トムはベラナにプロボーズをする
デルタ・フライヤーは優勝を逃してしまったものの、レースは無事成功した。
そして夫婦となった2人は、ようやく穏やかな笑顔をかわすのだった。
補足情報や感想など
- 時系列的には前回より今回の方が先に起きた事件です
- 2話前で壊れてしまったデルタ・フライヤーを作り直しました。インパルス・スラスターというブースト機能が追加されているのが楽しいです。エアウルフやナイト2000のターボブースト機能を思い出します
- 宇宙船のレースを描くというのはスタートレックでは極めて珍しいパターンですね。ニーリックスは実況中継役にはうってつけです
- アカデミーを退学になったのはトムではなく、トム役のロバート・ダンカン・マクニール氏が演じていたロカルノの方ですよねぇ(TNG「悲しみのアカデミー卒業式」)
- ようやくトムとベラナの結婚ということで爽やかな後味のお話なのですが、シリーズ終盤だからやり残しの無いようにくっつけておきました的な印象も少し(苦笑)
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