スタートレック・ヴォイジャー:S6第12話「超進化惑星の煌き」あらすじや感想など
シーズン6 第12話(通算132話)「超進化惑星の煌き」”Blink of an Eye”のあらすじ
珍しい惑星を発見したヴォイジャーは観測のために接近するが、惑星の発するタキオンフィールドに捕まって軌道から脱出できなくなってしまう。
しかもこの惑星は時間の流れが異なり、ヴォイジャーで1秒経つ間にこの惑星では1日が経過していた。このまま留まればヴォイジャーもこの時間の流れに飲み込まれてしまうだろう。
クルー達は脱出の方法を探るが、同時に惑星の進化の様子も観察することにする。
惑星では文明が順調に発達していく。しかし地上ではヴォイジャーの影響で地震が多発しており、大きな被害をもたらしていた。
最初はヴォイジャーの光を神と考えていた彼らも、科学の発展に伴いヴォイジャーが異星からの宇宙船であることに気付くようになっていた。
脱出手段のヒントを探るため上陸班を送り込むことになったが、人間を送り込むわけにはいかないため、ホログラムのドクターを調査に派遣する。
ドクターはわずかな時間で戻ってくるが、現地で過ごした時間は3年に及んでいた。
収集した情報の分析を進めるが、その間も発展を続けた文明はヴォイジャーに有人ロケットを送り込んできた。
時間の流れの変化に耐えられずパイロットの一人は命を落としてしまうが、1名は順応し回復する。生き残ったパイロットはゴタナ・レッツといった。
やがて反物質魚雷を開発出来る段階に発見した文明は、ヴォイジャーに攻撃を開始してしまう。
レッツが地上に戻って説得してくれたおかげで攻撃は止まり、さらに発展した文明はトラクタービームでヴォイジャーを脱出させてくれた。
だが彼らの時間は通常の時間の流れとは違うままで、満足のいくコミュニケーションは不可能だった。
いつの日か時間を補正し、正しくファーストコンタクト出来る日を祈って、ヴォイジャーは軌道を離れるのだった。
補足情報や感想など
- 時間の流れが異なる世界、というのはSFでは定番ネタの一つですね。あまり行きたくはありませんが
- 異星人が書いている手紙の文章が完全に英語なのはちょっと迂闊かと
- 異星人が随分簡単にヴォイジャーに乗り込んできたのでビックリですが、ちゃんと理由があって納得です
- 登場時間は少ないですが、ゴタナ・レッツの存在感が大きいですね。去って行くヴォイジャーを見上げる年老いた彼、というシーンで締めるラストはグッと来ます。SFらしいSFを味わえる好編でした
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