スタートレック・ヴォイジャー：S5第14話「夢を食う謎のワームホール」あらすじや感想など
シーズン5 第14話（通算108話）「夢を食う謎のワームホール」”Bliss”のあらすじ
ヴォイジャーの前に突如アルファ宇宙域へと通じるワームホールが現れた。出来すぎた状況にジェインウエイは警戒する。
調査結果はワームホールが本物だという証拠ばかりが集まり、地球に帰れると信じ切ったクルー達は浮き足立っていく。そんな中セブンだけはこの状況に疑いを持つ。
クルー全員が操られていると気付いたセブンだったが、艦長もトゥヴォックも取り付く島がない。ドクターも停止させられセブンも窮地に陥る。
唯一正気を保っていたナオミ・ワイルドマンのおかげで一時は逃げ延びるものの結局気絶させられ、艦はワームホールに突入してしまう。
だがワームホールだと思っていたものは巨大な生物の口だった。ヴォイジャーは怪物に飲み込まれ、クルーは全員幻覚に捕らわれてしまう。
セブンは怪物の中で出合った異星人クワタイから、この生物について教えられる。彼は長年この怪物と戦っているのだ。
怪物はテレパシーで人の心を操作しておびき寄せ、船の材質もエネルギーも全て食べてしまうという。
セブン達はドクターのアイデアでヴォイジャーの味を”不味く”し、怪物が自分から船を吐き出すよう仕向けることにする。
作戦は成功し、2隻の船は無事脱出した。セブンはクワタイと別れを告げ、クルー達も正気に戻った。
再び旅路に戻った船内で、地球を故郷と感じないセブンとナオミの2人は、改めて地球という存在について思いを巡らせるのだった。
補足情報や感想など
- 船を食い物にする巨大生物というとTOS「単細胞物体との衝突」を思い出します。脱出方法はTNG「ギャラクシー・チャイルド」 のパターンですね。
- いつもは頼れるクルー達が全員操られてしまって、不安感が半端ないです。トゥヴォックまでやられちゃうとはなぁ
- セブンとナオミちゃんを中心にしたエピソードではあるのですが、ゲストの異星人クワタイがいいとこ持ってっちゃった感じがします
- クワタイは劇中でも言ってましたがエイハブ船長のような存在ですね
- 最後に再び怪物に挑んでいくクワタイがカッコイイです。このラストシーンが今回のエピソードの印象をグッと引き締めてくれました
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