スタートレック・ヴォイジャー:S4第16話「超獣生命体VS狩猟星人」あらすじや感想など
シーズン4 第16話(通算84話)「超獣生命体VS狩猟星人」”Prey”のあらすじ
ヴォイジャーは再びヒロージェン船に遭遇する。だがその船は損傷しており唯一の生存者もケガを負っていた。
セブンは即刻破壊するよう進言するが、ジェインウェイはヒロージェンのことをよく知るチャンスと考え上陸班を送り込む。
生存者を医療室に収容し、多くの情報を得ることに成功したが、生存者の出した救難信号で6隻のヒロージェン船が接近してきてしまう。
更に何者かが艦内に侵入する。それはヒロージェンが獲物として追っていた生命体8472だった。
生命体8472は環境制御システムを破壊して立てこもり、艦内は人工重力すら弱まってしまう。
収容したヒロージェンは自分がその8472を狩ると主張し解放を要求する。ジェインウェイはその申し出を受け入れる代わりに、彼の仲間の6隻との仲介を依頼する。
ヒロージェンはチャコティの命令を無視して8472を攻撃し重傷を負わせるが、すでにその生命体8472に戦う意思はなかった。
傷ついた生命体8472とテレパシーで交信したトゥヴォックは、彼が故郷に帰りたがっていることを知る。
ジェインウェイはその希望を叶えるため、生命体8472の故郷である流動体空間への入り口を開くようセブンに命令するが、セブンは即刻殺すべきだと主張し命令を拒絶する。
ヒロージェン船からの集中攻撃を受けたヴォイジャーはフォースフィールドが停止し、捕らえていたヒロージェンと生命体8472は逃げ出してしまう。
セブンは独断で2人をヒロージェン船に転送し、それによってヒロージェン船はヴォイジャーから離れていった。
セブンの判断で危機を脱したことに違いは無かったが、ジェインウェイは勝手な行動を繰り返すセブンを叱責する。
だが、個人を尊重しながら組織を強要するジェインウェイを、セブンは理解することが出来ないのだった。
補足情報や感想など
- 超獣なんて単語、ウルトラマンAかプロレスでもなきゃ聞きませんが……
- 生命体8472が再登場。前回出合った場所から最大ワープで10年分は離れているはずですが、この宙域にも普通に現れるんですね。まあ異次元から来た生命体ですからこのくらいは当然ですか(なるほど確かに超獣か……)
- 前回あれだけ強敵で恐ろしく思えた生命体8472ですが、今回は何だかかわいそうでした。というか登場2回目にしてもう弱体化してしまいましたよ、早ぇぇ(苦笑)
- 言葉は通じても話が通じないヒロージェンの方がよっぽど憎たらしいです
- 今回のメインテーマはジェインウェイとセブンの対立の方なのですが、どうもジェインウェイ艦長の印象があまりよくありません。もう少し上司側の苦悩や、立場に共感できるような描写や脚本の持って行きようもあると思うのですが……
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