スタートレック・ヴォイジャー:S3第14話「ホログラムの反乱」あらすじや感想など
シーズン3 第14話(通算56話)「ホログラムの反乱」”Alter Ego”のあらすじ
ヴォイジャーはアルファ宇宙域では発見されたことのない反転星雲に遭遇し、観測を行っていた。
一方、最近情緒不安定に陥っていたキムは、感情を抑えるバルカンの技法を学びたいとトゥヴォックに相談する。
実はキムはホログラムのキャラクターに恋をしてしまったのだ。彼女の名はマレーナといった。
しかしトゥヴォックもまた理知的なマレーナのキャラクターに惹かれ始めてしまう。これが原因となってキムとトゥヴォックの間に亀裂が生じてしまう。
トゥヴォックはマレーナのプログラムを削除するが、マレーナはドクターのモバイルエミッターを使って艦内に出入りし、さらには艦のコンピューターにも侵入して勝手に操作を始めてしまう。
マレーナがヴォイジャーを星雲に留めようとしていることに気づいたジェインウェイ達は、ホロデッキに干渉している異星人のステーションを見つけ出す。
トゥヴォックが乗り込むと、そこにはマレーナの本体が居た。
彼女はこの星雲が燃え尽きないよう調整している異星人の管理人で、1人で孤独に暮らしていた。彼女は孤独が好きだと強がるが、トゥヴォックは彼女が本心では他者との交流を望んでいることを指摘する。
トゥヴォックの説得に折れたマレーナはヴォイジャーを解放する。
だが別れ際のマレーナの言葉で、トゥヴォックもまた本心では他者との交流を望んでいることを自覚させられるのだった。
補足情報や感想など
- 今回はドクター役のロバート・ピカード氏が監督されています
- しつこい女に引っかかるエピソードと言うことで、映画「危険な情事」とよく比較されるお話です
- パリスとトレスの関係は徐々に進展しているようです
- TNGにはホロデッキが艦に影響を及ぼす話は複数ありますが、キムがその事件をアカデミーで習ったという台詞からすると、言及していたのはシーズン2第3話「ホログラム・デッキの反逆者」と思われます
- 孤独、というよりも意図的に他者と距離を置いているトゥヴォックの、心の壁にちょっぴり穴が開くエピソードという感じですね。
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