スタートレック・ヴォイジャー:S2第5話「現実への脱出」あらすじや感想など
シーズン2 第5話(通算21話)「現実への脱出」”Non Sequitur”のあらすじ
キムが目を覚ますと、そこは地球のサンフランシスコだった。
シャトルでヴォイジャーに向かっていたはずだったのに、気づくと地球のアパートに居たのだ。
状況が飲み込めないキムはラスカ大尉に連れられてミーティングに参加させられるが、何が何だか分からず打ち合わせをダメにしてしまう。
調べていくうち、どうやら別の現実に迷い込んだらしいことが分かってくる。
この世界のキムはヴォイジャーには乗らず、艦隊の機関部で宇宙船の設計に携わるエリート街道を進んでいた。リビーという婚約者もいて幸せに暮らしていた。
ヴォイジャーは確かに行方不明になっていたが、キムの代わりに親友のダニーが乗船していた。
記録を調べるとこの世界ではトム・パリスもヴォイジャーに乗船していなかった。キムはマルセイユまでパリスに会いに行く。
パリスはDS9で喧嘩騒ぎを起こして逮捕されたため、ヴォイジャーには乗れなかったというのだ。
キムはパリスに協力してもらって原因を探ろうと考えていたが、元々マキとつながりがあるパリスに接触したことで、キムもマキのスパイではないかと疑われてしまう。
犯罪者扱いされ失意のキムに、行きつけのコーヒー店の店主が接触してくる。彼は時空マトリックスの反転時間に存在する者だと名乗る。
彼から時間の流れを追う道具をもらったキムは、パリスの協力で保安部員からの追跡を振り切ると、ランナバウトを奪って宇宙へと出る。
そしてシャトルの事故を再現して時間のひずみに飛び込んだキムは、元の時間のヴォイジャーに戻ることに成功するのだった。
補足情報や感想など
- キムのオフィスにギャラクシー級の模型が置いてありましたね。
- パリスはDS9でフェレンギ人と喧嘩をして、感じの悪い流動体生物に留置場にぶち込まれたとのことです。もちろんクワークとオドーのことですね
- シーズン1第1話「遥かなる地球へ」にてキムとパリスが初めて出合うシーンが、こちらの歴史では喧嘩騒ぎに発展したようです
- コーヒー店の店主の正体はよく分からないままです。時間の流れを追うコインみたいな道具も結局何に使うでもなく、このへんはとても中途半端でした
- 最後も唐突に元の世界に戻ってしまいますし、平行世界物と見ても時間改変物と見ても少々練り込み不足なエピソードだったように思います
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