スタートレック・ヴォイジャー:S2第4話「繁殖期エロジウム」あらすじや感想など
シーズン2 第4話(通算20話)「繁殖期エロジウム」”Elogium”のあらすじ
奇妙なエネルギーを感知して調査に向かうと、宇宙空間を漂う虫の群れに遭遇する。
その虫の影響をうけたケスは異常な食欲に取り憑かれ、ヴォイジャーも群れの発する磁場の影響で群れの中に引き寄せられて出られなくなってしまう。
ケスは磁場のせいで成長が促進され、一生に一度の繁殖期 ”エロジウム” という状態になっていた。この機を逃すと生涯子供を作ることが出来なくなってしまうためケスは焦りを隠せない。
ケスは子供を作ることを望むが、突然父親になることを考えなければならなくなったニーリックスは激しく動揺する。だがニーリックスが覚悟を決めると今度はケスが迷いを抱き始める。
そのころ、虫たちはヴォイジャーを仲間と勘違いして求愛活動を始めていた。さらにヴォイジャーを生殖のライバルと思った大型の虫はヴォイジャーを攻撃し始めてしまう。
虫たちの行動を分析し、チャコティのアイデアで負けたフリを演じてみたところ、虫たちはヴォイジャーが生殖競争に敗れたと見なして離れていく。ようやく艦は脱出することが出来た。
虫の影響がなくなり元に戻ったケスは子供を作るのを止めることにする。
エロジウムが起きていたのは虫の影響による一時的なものだったため、適切な年齢になればまたチャンスがあるというのがドクターの見解だった。
ニーリックスは次の機会を待つことにし、その時にはきっと子供を作ろうとケスと約束を交わす。
一方でワイルドマン少尉の妊娠が判明し、この厳しい旅の中で新しい命が生まれることをジェインウェイは重く受け止める。
だがまずジェインウェイは「おめでとう」と言葉をかけるのだった。
補足情報や感想など
- この回も本来は第1シーズン用だったエピソードの一つです
- 昆虫食のインパクトが……
- 繁殖期でエロというこのネーミングセンスには苦笑するしか
- 70年という旅の期間を考えて世代交代まで視野に入れるのは、SFとしてリアルですねぇ
- 男性と女性の子育て感の違いが浮き彫りになるエピソードでした。こういうことはやはり女性の方が強いですな
- スケーソスという種族は40歳前に妊娠すると処刑されるそうです。ひでえ
- ワイルドマン少尉の旦那さんはDS9で働いているクタリア人とのこと。DS9の方とかで登場する機会があれば良かったんですけどねぇ
- というわけでナオミちゃん登場の準備が整いました
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