スタートレック・ヴォイジャー:S2第22話「怯える子供達」あらすじや感想など
シーズン2 第22話(通算38話)「怯える子供達」”Innocence”のあらすじ
トゥヴォックの乗ったシャトルは事故でドレイアン2号星の衛星に墜落した。同乗していたベネット少尉はこの事故で死亡し、トゥヴォックは彼の死を悼む。
するとトゥヴォックの前に3人の子供達が現れる。彼らもこの星に墜落し、両親はその際に死亡したという。
一方ジェインウェイはドレイアン政府とのファーストコンタクトを行っていた。衛星の鉱物資源採掘の許可を得るためだった。しかし彼らは外部との接触を避ける文化を持ち、交渉は一方的に打ち切られる。
トゥヴォックの助けた子供達は、モロックという怪物に襲われることを恐れていた。すでに何人もの子供が連れ去られているという。
トゥヴォックは子供達と親しくなっていく。中でもトレッサはトゥヴォックに良く懐いていた。
しかしそこにドレイアンの船がやってくる。子供達によると、ドレイアンは死なせるためにこの衛星に子供を送り込んでいるというのだ。
シャトルの修理を進めるトゥヴォックだったが、夜のうちに子供うち2人が消えてしまう。残されたのはトレッサだけだった。
モロックの洞窟に調査に入ったトゥヴォックは子供達の衣服を発見するが、子供達も怪物も見つけられなかった。
ジェインウェイはトゥヴォック救出のため強引に救助シャトルを送り込む。トゥヴォックもトレッサを連れて脱出を図るが、ドレイアンに妨害され失敗する。
実はドレイアンは年をとるほどに外見と精神が若返る種族で、トレッサは既に96歳だった。この衛星は寿命を迎えた者が死を迎える聖地だったのだ。
事情を理解したトゥヴォックは、トレッサを静かに送り出すのだった。
補足情報や感想など
- チャコティはターカナ人とのファーストコンタクト任務に参加していたという会話がありましたが、ターカナ人というのはTNGのターシャの種族です
- 子供達にすっかり懐かれたトゥヴォックが楽しいです。情が移っていく様子をじっくりと描くので感情移入しやすいですね。このエピソードでトゥヴォックに対する親しみが一気に増しました
- 相変わらず艦長は行動が強引です(苦笑)
- だんだん若返る種族って、生まれたときはどんな姿なんでしょう……? 一旦成長してからまた若返るのかしら
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