スタートレック・ヴォイジャー:S1第5話「盗まれた臓器」あらすじや感想など
シーズン1 第5話「盗まれた臓器」”Phage”のあらすじ
エネルギー不足に悩むヴォイジャーは、ニーリックスの情報を元にダイリチウムが豊富だという惑星にやってくる。
だが上陸班に参加したニーリックスは異星人に襲われ肺を奪われてしまう。
ドクターがホログラムの肺を用いた応急処置で時間を稼ぐ間に、ジェインウェイ達は肺を取り戻すために異星人達の研究室に侵入する。どうやら異星人はダイリチウムの信号を発して通りかかった船をおびき寄せていたらしい。
ヴォイジャーはワープで逃走する異星人を追跡する。
異星人は小惑星を模した基地へと入っていった。基地はニュートロニューム合金で覆われており転送やスキャンを通さない。
小惑星に進入したヴォイジャーは異星人の罠にハマるが、これを打ち破って彼らを転送で捕らえることに成功する。
彼らはヴィディア人という種族だった。彼らの種族は2000年前からフェイジという病気に冒されており、生き延びるためには他の種族を襲って臓器を移植するしか無かったという。
ニーリックスの肺は既に彼らに移植されており、ヴィディア人を殺して肺を取り戻すか、彼らを見逃してニーリックスを死に追いやるかしかなかった。
ジェインウェイは悩んだ末、彼らを解放することにする。ただし2度とヴォイジャーに手を出せば次は容赦しないと警告する。
ヴィディア人の医療技術を得たおかげで、ケスから片方の肺を移植することに成功しニーリックスの命はつなぎ止めることが出来た。
ドクターはケスを助手として採用することにし、艦のドクターを続けることに意欲を持ち始めるのだった。
補足情報や感想など
- ニーリックスが料理を始めました。艦長用のダイニングルームがニーリックス食堂になってしまいましたよ。この時点だと食料用レプリケーターがまだ故障中で使えないんですね。さすがに医療用レプリケーターは使ってましたが
- 宇宙大作戦の時にもスポックの脳みそが奪われるという話がありましたが、アレに比べればまだ今回の方が多少はリアリティがあります
- ニュートロニューム合金はシリーズでときどき出てくる無敵の合金です。ヴィディア人が医学以外でもかなり高度な科学力を持つ異星人だと分かります
- ジェインウェイからキツく警告されたら、次にまた敵対するのはまさしく自殺行為なのですが(苦笑)ヴィディア人は今後も出てきます。
- まだシリーズ初期ということでジェインウェイのキャラクターは固まりきっていない印象です
- これだけ高度な科学力があれば人工肺くらい作れそうな気がしますけどね。ピカード艦長は人工心臓だし、DS9じゃ人工脳まで作ってましたし
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