宇宙大作戦:S2第11話「宿敵クリンゴンの出現」あらすじや感想など
シーズン2 第11話(通算40話)「宿敵クリンゴンの出現」”Friday’s Child”のあらすじ
カーク達は鉱物資源採掘の交渉のため、クリンゴン領域に近い惑星カペラ4号星にやって来た。
以前カペラに滞在したことのあるマッコイによると、カペラ人は律儀で義理堅いが、好戦的でもあるという。
地上に降りたカーク達の前にクリンゴン人があらわれる。思わず銃を向けてしまった上陸班員はカペラ人に殺されてしまう。
カペラ人の間でもクリンゴン派のマーブと地球派の皇帝アカアーとの対立があったのだ。
その夜クーデターが起こり、アカアーが死んでマーブが皇帝になる。カーク達を殺せというクリンゴンに対し、カークは決闘を申し込む。好戦的なマーブにとっては魅力的な申し入れだった。
だがカークはアカアーの妻エリンが処刑されそうなところを助けてしまい、事態は悪化する。エリンは身重だったが、出産がせまっていた。
一方軌道上のエンタープライズは貨物船ディエドレ号からの救難信号を受信し救援に向かう。だがそれはクリンゴンの発した偽の救難信号だった。
カペラに戻ろうとするエンタープライズの前にクリンゴン船が現れる……
カーク達はエリンを連れてカペラ人の野営地から脱出する。追っ手を妨害しつつ洞窟に潜む間に、エリンは赤ん坊を出産する。だがエリンは赤ん坊を置いて逃亡してしまう。
エリンは追っ手のマーブの元に現れ、赤ん坊と地球人は死んだと告げる。そして掟に従い野営地へ引き返して自分を殺せと言う。
だがそれを信じないクリンゴン人は皇帝の命令を拒んで飛び出し、そこをカークに攻撃される。怪我を負い、カークとカペラ人の双方に挟まれたクリンゴン人は、隠し持ったフェイザーを皇帝に向ける。
クリンゴン人は皇帝を撃ち殺すが、同時にカペラ人の放ったナイフで命を落とす。そこへエンタープライズの上陸班が救援にやってきて戦いは終わる。
チャーリーによると、クリンゴン艦は戦う意思がなく早々に立ち去ったという。
赤ん坊は皇太子に、エリンはその摂政に収まる。
赤ん坊の名前はカークとマッコイからとって、レナード・ジェームズ・アカアーとなった。
連邦はカペラでの採掘権を認められ、無事任務は完了するのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は通算第32話にあたるエピソードです
- 宿敵という割にはこれまでの登場頻度は低いですよね。しかも今回は一人だけの登場で、正直やってることもショボいというか……
- あいかわらず上陸班員の命が軽いです
- エリンに気に入られてしまうマッコイが愉快ですね。割と殺伐としたシーンが多い話なのですが終始マッコイが笑わせてくれます
- 内政干渉の末に星の歴史に名を残しましたよ(苦笑)
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