宇宙大作戦:S1第7話「コンピューター人間」あらすじや感想など
シーズン1 第7話「コンピューター人間」”What Are Little Girls Made of?”のあらすじ
5年前に消息を絶った著名な科学者、ロジャー・コービー博士の捜索のため、エンタープライズはエクソ3号星を訪れる。
過去二回行われた捜索ではコービー博士は発見できなかったが、エンタープライズはコービー博士との通信に成功する。
カークはコービー博士のフィアンセであるチャペルを同行して上陸する。
だが予定の地点に博士が現れないため、カークは保安部員を呼び寄せて地下洞窟の探索を始める。
カーク達の前にコービー博士の助手のブラウン博士が現れる。だがカーク達が気をそらした隙に保安部員は崖下に転落してしまう。ブラウン博士は事故だろうと言うが、実際には謎の大男が突き落としたのだった。
カーク達はコービー博士とアンドレアという女性に出会う。
だがエンタープライズと連絡を取ろうとしたカークに対してブラウン博士はフェーザー銃を向ける。戦闘の末ブラウン博士はフェーザーに撃たれるが、彼は人間では無くアンドロイドだった。
カークは大男に捕らわれてしまう。大男はラックという名前のアンドロイドで、滅んだ文明の遺物だった。この惑星は太陽の衰えにより気温が下がり続けていおり、この星に元々あった文明は地下へ移ったらしい。
コービー博士はカークを複製したアンドロイドを作成する。博士は密かにアンドロイドを量産し社会に浸透させることを計画していた。
隙を見て逃げ出したカークだったが再びラックに捕らえられてしまう。エンタープライズには偽カークが侵入するが、カークの態度に不審を抱いたスポックは上陸班を編制する。
カークはラックの思考の矛盾を突いてコービー博士と対立させ、コービー博士はラックを破壊する。実は本物のコービー博士は既に死んでおり、ここに居たのは博士の精神を複製したアンドロイドだった。
女性アンドロイドのアンドレアはコービー博士に対する愛情を抱き始める。しかし愛情に対する思考の矛盾でパニックになった博士は、アンドレア共々フェーザーで自分たちを破壊してしまうのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は第4話にあたるエピソードです
- 保安部員が上陸してきた時点で(ああこの人達死ぬな…)と予感がしますが、その予感は的中します(苦笑)
お亡くなりになったのはレイバーンとマシューズの2名です - 後の「データ」とは別系統の技術によるアンドロイドのお話というわけですが、人命尊重の原則は組み込まれていないようです。
アシモフの「ロボット三原則」はこの作品よりも少し前に発表されていますが、まだあまり浸透していなかったようです。 - 「コンピューター人間」という言い方がなんとも時代を感じます
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