宇宙大作戦:S1第10話「謎の球体」あらすじや感想など
シーズン1 第10話「謎の球体」”The Corbomite Maneuver”のあらすじ
エンタープライズは人類未到の宙域で光る立方体に遭遇する。立方体は船の進路を妨害し続け、通信にも応答がない。
エンタープライズは立方体からの離脱を図るが執拗な追跡を受ける。
立方体の接近に伴い放射線量が致死量に達しようとしていたため、フェーザーで立方体を破壊する。
前進を再開したエンタープライズの前に今度は巨大な球体が現れる。球体からの通信は、第1連合の宇宙艦隊旗艦フェサリアスの司令官ベイロックと名乗る。先に破壊した立方体は警告ブイだったというのだ。
相手の科学力はかなり進んでおり、船はコントロールを奪われる。そして10分後に船を破壊すると通告してくる。
もはや手も足も出ない状況だったが、カークはこの状況にハッタリで対抗する。カークの言葉を量りかねたベイロックは攻撃を延期し、エンタープライズを彼らの星へ連れ去ろうとする。
カークはエンタープライズを牽引している相手の小型船に負荷がかかるよう仕向ける。小型船は故障してしまい、生命維持装置も停止して救難信号を発信し始めた。
カークは小型船を救助することに決める。
転送で小型船に乗り込んだカークが出会ったベイロックは、子供のような異星人だった。
実はベイロックは嘘の救難信号でカーク達がどう行動するかを試していたのだ。
カークはベイロックと話し合い、友好的な関係を築くことに成功するのだった。
補足情報や感想など
- 日本での初回放送時は第2話にあたるエピソードです
- 今回は未知の異星人とのファーストコンタクトものです。
一見敵対的と見せておいてから、駆け引きの末に友好的に終わるという展開が実に面白くて、スタートレックらしさが味わえる一作です - とっさにハッタリで対抗するカーク船長が頼もしいです
- 敵対していても困っている相手には救助の手を差し伸べるというあたりには、制作者達の考え方が良く出ていると思います
目次ページはこちら