新スタートレック:S7第2話「イヤール星の使者」あらすじや感想など
シーズン7 第2話(通算154話)「イヤール星の使者」”Liaisons”のあらすじ
エンタープライズにイヤール星のロクエル大使とバイレス大使がやってくる。イヤール星との初めての文化交流が目的だった。
ロクエル大使はディアナの案内で大変楽しんでいる様子だったが、バイレス大使はエスコート役にウォーフを指名する。ウォーフは大使の尊大な態度に怒りが募るばかりだった。
一方、交換でイヤール星に向かってたピカード艦長だったが、事故で未知の惑星に墜落してしまう。ケガをしたパイロットのボバルを置いて一人で探索に出たピカードはプラズマに撃たれて気を失うが、そこを謎の女性に助けられる。
その女性、アンナも遭難者だった。7年前に墜落したテレリアン貨物船唯一の生存者だという。
ピカードは彼女と共に脱出の方法を探るが、彼女の様子はどこかおかしかった。そしてピカードに愛情を強要してくる。
一方、ポーカーの席でバイレス大使に対する怒りが爆発したウォーフは、大使と取っ組み合いを始めてしまう。しかしバイレス大使はこれを大いに喜び、ウォーフに礼を言う。ライカー達は大使の言動がまるで理解出来なかった。
アンナの嘘に気づいたピカードは彼女を問い詰める。彼女は逃走し、入れ替わるようにボバルが現れる。
ボバルと共にアンナを探しに出るが、自殺しようとするアンナを見てピカードは全てが幻覚であることに気づく。正体を看破されたアンナは、ボバルの姿に戻り全てを白状する。
ボバルも大使の一人であり、3人の大使はそれぞれ人間の感情を体験することが目的だったというのだ。ボバルは「愛」の担当だった。
ピカードはこの極端なやり方に苦言を呈するものの、未知の文化と交流するのは意義のあることだと語るのだった。
補足情報や感想など
- それにしてもスタトレ世界のシャトルは墜落しすぎですね(苦笑)
- あまりにも唐突、かつ簡単に墜落してるので、全部仕組まれてるんだろうなぁとすぐ予想できてしまいます
- テレリアン人は腕が4本ある種族ですが、TNGには実際に登場したことはありません(別のシリーズでは登場します)
- ピカードを閉じ込めて愛してくれと強要するアンナには、ちょっと「ミザリー」を思い出しました。イヤール人にミザリー見せたら勘違いして大変なことになりそうです
- アンナはボバルの変身だったんですね。ピカードはボバルとキスしていたのか(苦笑)
- ロクエル大使は「喜び」の担当だったそうですが、甘い物の食べ過ぎの方が心配になります
- バイレス大使は「敵対心」の担当だったそうですが、クリンゴンに真っ向から喧嘩売るとか命知らずにも程がありますね
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