新スタートレック:S7第14話「愛の亡霊」あらすじや感想など
シーズン7 第14話(通算166話)「愛の亡霊」”Sub Rosa”のあらすじ
植民星カルドスで祖母フェリサの葬儀を終えたビバリーは遺品の整理をしていた。
突然ネッドと名乗る老人が訪ねてくる。ネッドは呪われたキャンドルを捨てろと猛烈な勢いでまくし立てるが、ビバリーは反感を覚えただけだった。
日記を調べていて、祖母には若い恋人がいたことを知る。名前はロニンといった。
祖母の家に戻ったビバリーの前にロニンが姿を現す。だが彼は幽霊だった。彼は1647年にスコットランドで生まれ、死後800年間ずっとビバリーの一族と共に存在していたのだと言う。
一方植民星では気象異常が広がっており、ジョーディとデータが気象制御システムの調整にあたるが、天候は荒れていく一方だった。さらにエンタープライズ内の環境制御まで狂い始める。
そんな中、ロニンの存在を疑っていたネッドが制御システムを止めようとして命を落とす。
これがロニンの仕業であることを疑ったビバリーだったが、ビバリーはロニンに魅了され、艦隊を辞職してしまう。
ピカードはロニンと直に会って話をすることにする。だが素性を問い詰めるピカードをロニンはエネルギー波で攻撃する。
惑星の墓地から異常なエネルギーが出ていることに気づいたデータは調査に向かうが、ロニンは逆上しデータやジョーディにも襲いかかる。
ロニンの正体は核分裂性生命体だった。家宝のキャンドルを媒介にして何百年もの間ビバリーの一族に寄生しており、エネルギー異常の原因も彼だったのだ。
ビバリーはキャンドルを破壊し、気象制御システムを停止してロニンの逃げ道を塞ぐと、彼をフェイザーで焼き尽くすのだった。
補足情報や感想など
- 家族や親族が宇宙中に散らばっているこの時代では、葬儀や遺品整理は無茶苦茶めんどくさそうですね。手続きはコンピューターがやってくれそうだけど
- ネッドが唐突に制御室にに来てるのにはちょっと驚きます。部外者が簡単に入り込むとかセキュリティがザル過ぎでは。あっさり死んじゃうのにもビックリです
- ロニンの日本語吹き替えが野沢那智さん(コブラ!)なのですが、いやったらしいヤサ男のキャラクターにマッチした、ねちっこい演技が楽しめます(苦笑)
- まあ、とにかくロニンが生理的に嫌なキャラなのと、核分裂性生命というなんだかよく分からない理屈でお話が展開していくので、正直あまり印象のいいお話ではありませんねぇ
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