新スタートレック:S5第9話「26世紀のタイム・トラベラー」あらすじや感想など
シーズン5 第9話(通算109話)「26世紀のタイム・トラベラー」”A Matter of Time”のあらすじ
ペンサラ4号星は小惑星の衝突という災害に襲われる。救援に向かうエンタープライズだったが、艦の前に時空の歪みが発生し正体不明の船が現れる。
その船に乗っていたラスミュッセン教授は、300年後の地球から来たという。
クルー達はみな半信半疑だったが、兎も角はペンサラ4号星の災害対応を優先する。
舞い上がった小惑星の破片により惑星は急激に気温が下がっており、エンタープライズは地下に溜まった温室効果ガスを大気中に放出する作戦を実施する。
作戦は成功と思われたが、惑星のあちこちで大規模な火山活動が起き始める。ガス放出の作戦が引き金になってしまったのだ。
火山活動で舞い上がった塵がさらに太陽光を遮り気温低下を促進してしまう。
データが解決法を考案するが、それは一か八かの賭けだった。失敗すれば惑星の住民は全滅してしまう。
決断に迷ったピカードは作戦の結果を知るラスミュッセン教授に助けを求めるが、教授は未来の知識は絶対に明かさなかった。
決断したピカードは危険を承知で作戦を実施し、無事成功する。
事件を見届けた教授は未来へ帰ると言うが、艦内では紛失物が多発していたためピカードは彼を疑っていた。
欲を出した教授はデータをも持ち帰ろうとし、その際に正体を明かす。
彼は実は22世紀の人間で、26世紀から22世紀に来ていたタイムトラベラーからタイムマシンを奪って24世紀に来ていたのだ。
24世紀の物品を22世紀に持ち帰って、それで歴史を変えようとしていた。
だが教授に不信感を持っていたピカード達はフェイザーを停止させていたため、教授の目論見は失敗、タイムマシンは自動操縦で消えてしまう。
24世紀に取り残された教授は捕らえられ、基地へと護送されることになった。
補足情報や感想など
- タイムトラベルネタはシリーズが進むにつれて頻度が多くなっていく定番のネタです。TOS時代も割と多かったですね。TNGは比較的頻度が少ない方なのですが、このあと増えてきます(苦笑)
- 26世紀から22世紀に飛んで取り残された未来人がいるってことですよねぇ(22世紀はアーチャー船長の時代です)
- ヴォイジャーに登場するタイムトラベラーは29世紀から、時間冷戦のダニエルスは31世紀、ディスカバリーは32世紀です
- 教授は詐欺師としてはかなり才能があったと思いますが、ちょっと欲をかいたのが失敗でしたね
- 教授は過去の人間でしたが、26世紀までの歴史をかなり知ってしまってるんですよね。投獄された後、セクション31あたりがこっそり確保して利用しそうな気がします(苦笑)
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