新スタートレック:S5第21話「究極のパートナー」あらすじや感想など
シーズン5 第21話(通算121話)「究極のパートナー」”The Perfect Mate”のあらすじ
元々ひとつの国だったクリオス星とボルト星は長い間戦争をしていたが、エンタープライズで和平の儀式を行うことになった。
途中、救助要請を受けてフェレンギ人2名を収容するが、彼らにはたくらみがあった。クリオスからボルトへの贈り物を狙っていたのだ。
たくらみは事前に防がれるが、そのせいで贈り物が覚醒し目覚めてしまう。
それはカマラという名の女性だった。彼女はメタモーフというミュータントで、エンパス能力によって男性の望みを感じ取れる能力があった。その能力によって相手の男性に合わせた人格に変貌できるのだ。
和平のために人身売買同様に受け渡されようとしているカマラの境遇に、ピカードは大いに憤慨する。
人権を尊重し彼女に優しく対応するピカードにカマラは惹かれていく。
そんな折、強引にカマラを得ようとするフェレンギによってクリオスのブリアム大使が重傷を負ってしまう。
やむを得ずピカードが大使の代理で儀式を行うことになった。ピカードはカマラと協力して準備を進めるが、ピカードもまたカマラに惹かれていく。
やがてボルト星のオーリック首相がやってくるが、彼はカマラよりも貿易条約の方を気にかけるような人物だった。
ピカードと関係を持ったカマラは、ピカードの影響で責任感の強い毅然とした女性に人格が固定されてしまう。
カマラは自分の責任を全うし2つの星の和平を実現するため、オーリック首相に嫁いでいくのだった。
補足情報や感想など
- ピカードの恋愛を主題にした数少ないお話のひとつです。以前登場したバッシュは活発な女性でしたが、それに比べると今回のカマラの方が物静かで、ピカードに合った女性のように思います
- とはいえピカードが愚痴を言う相手に結局ビバリーを選んでいるあたりに、ピカードとビバリーの関係性がよく表れていますね
- 本来ならオーリック首相に合わせて性格を変える予定だったところを、ピカードが先に固定してしまいました。結果を考えると、カマラと関係を持ったのはピカード最大の失敗でしたね……
目次ページはこちら