新スタートレック:S4第15話「ファースト・コンタクト」あらすじや感想など
シーズン4 第15話(通算89話)「ファースト・コンタクト」”First Contact”のあらすじ
マルコリア3号星で潜入調査をしていたライカーは現地の暴動に巻き込まれて重傷を負ってしまう。整形により現地人に化けてはいたが、運び込まれた救急医療センターの医師達には異星人であることがバレてしまう。
この惑星はワープ航法の開発に成功したばかりで、これから宇宙に乗り出そうとしていた。
ピカードはワープエンジン開発者のミラスタ博士に接触し協力を要請する。博士は初めて見る異星人とその艦に驚きながらも、ピカード達の存在を受け入れてくれる。
博士の紹介でダーケン首相と会談し一定の理解を得るが、マルコリア人は自分たちを宇宙の中心と考える種族で、異星人の存在に拒否反応を示す者も多かった。
一方ライカーは看護婦のラネルの協力で脱出を図るが、暴行を受けケガが悪化してしまう。
ピカード達を侵略者だと思い込んだ中央保安局のクローラ長官は、交渉を決裂させるためにライカーに自分を撃たせようとする。しかしライカーはもうろうとした意識の中でフェイザーを麻痺に切り替え、クローラは気絶するだけで助かる。
ライカーはエンタープライズに収容され命は助かるが、マルコリア人がまだ異星人との接触準備が出来ていないことは明白だった。
ダーケン首相はピカードに感謝しながらも、もう少し時間をかけて人々を変えていくまで待って欲しいと頼む。
ただミラスタ博士だけは、博士のたっての希望でエンタープライズと共に宇宙へ旅立つことになった。
いつの日か再び再会することを願いつつ、エンタープライズは軌道を離れるのだった。
補足情報や感想など
- 看護婦のラネルさんが積極的すぎ。「私の宇宙人さん♡」とか爆笑ものです
- というか、ライカーもしっかりやることやっちゃうのか! いいのかそれで!?(苦笑)
- ダーケン首相が大変立派な人物なのが素晴らしいです。すぐに外交を結ぶのでもなく、かといって訪問を拒否するのでもなく、国民を教育して準備を整えるのに時間をかけようとする聡明さには感心させられます
- 強硬派のクローラー長官も大真面目に人々のことを考えて行動していて、自分の命さえ差し出す覚悟なのが刺さりますね。単純な悪役にしてしまわないところがこのシナリオの優れたところだと思います
目次ページはこちら