新スタートレック:S4第10話「失われたテレパシー」あらすじや感想など
シーズン4 第10話(通算84話)「失われたテレパシー」”The Loss”のあらすじ
エンタープライズは謎の流動体と遭遇するが、その正体は全く掴めなかった。それに呼応するかのようにディアナが苦しみ初め、テレパシー能力を失ってしまう。さらにワープも出来なくなり、艦は何処かへと引っ張られ始める。
流動体の正体が2次元生命体だと判明するが、ディアナは生命体を感知できなかったことを周囲から責められているように感じ、苛立ちをビバリーにぶつけてしまう。
辞職を申し出るディアナに対し、ライカーはあえてキツいことを言って現実を受け入れる手助けをし、ガイナンも彼女を前向きにさせるようなアドバイスをする。
流動体から脱出できないエンタープライズは、このままだと宇宙ヒモに飲み込まれてしまう状況に陥る。
ディアナのアイデアで流動体の誘導方法を発見したデータは、流動体の重力子フィールドを崩す方法を考案し、エンタープライズは無事脱出に成功する。
それと同時にテレパシーを取り戻したディアナは、宇宙ヒモが流動体の故郷であることを感じ取る。流動体の意識の強さがディアナのテレパシー能力をショートさせていたのだ。
今回の件で自分を見つめ直したディアナは、周囲の仲間達の温かさに深く感謝するのだった。
補足情報や感想など
- ウェスリーが居なくなった後のパイロット席に座ったアレンビー少尉ですが、彼女は「機動武闘伝Gガンダム」に登場するアレンビー・ビアズリーの元ネタです。監督が熱心なトレッキーなのです(トレッカーと呼ぶべきでしょうか?)
- 宇宙ヒモを単にブラックホールの一種みたいに描いているのは科学的にはダメですねぇ。それなら最初からブラックホールでいいじゃん
- ディアナがヒステリックに周囲に当たり散らすというのはなかなか珍しい展開ですね。それをフォローするライカーの頼もしさは流石という感じです
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