新スタートレック:S1第22話「禁断の秘薬」あらすじや感想など
シーズン1 第22話「禁断の秘薬」”Symbiosis”のあらすじ
エンタープライズはデロス星系の異常なフレア活動を観測にやってきた。
しかし観測中にオルナラの貨物船サンクション号の救難信号を受信し、急ぎ救助に向かう。
しかし貨物船の船長は船を修理する技術知識が無く、おまけに自分たちの命よりも積み荷のコンテナの方を気にかけていた。その結果2人の船員が命を落とす。
生き残った船員には2つの種族がおり、コンテナを巡って争っていた。
問題はブレッカ星とオルナラ星の関係にあった。コンテナの中身はオルナラで蔓延している疫病の薬フェリシウムだった。薬の原料はブレッカ星でしか採れないのだが、それはブレッカ星の唯一の産業であり彼らの生きる手段でもあった。
ドクタークラッシャーは疫病について調べるが、疑念は深まるばかりだった。そしてフェリシウムの正体は麻薬であり、オルナラ人は全て中毒患者にされているのだと確信する。
ピカードは内政不干渉の原則を貫いてオルナラ人に真実を告げることはしなかった。
だが同時にオルナラ人への技術協力も拒否する。オルナラ人はもはや自力で貨物船を運航できるだけの技術を持てなくなっていたのだ。
取引の手段を失ったことで2つの星の関係が正しい方向へ向かうことを願いながら、エンタープライズは星系を離れるのだった。
補足情報や感想など
- ブレッカ人のマッチポンプだろうというのはすぐに予想が付きますね。ブレッカ人は悪い奴らですね~
- 今回は麻薬中毒問題というテーマを前面に出したお話ですが、ちょっとテーマ性が強すぎる気も
- ピカード艦長は内政不干渉の原則を頑として貫き通しました。これがもし内政干渉上等(苦笑)のカーク船長だったらマッコイに言って全員の中毒を治療させて、その結果スポックに渋い顔をされるんじゃないかしら。その辺に時代の変化と作風の違いを感じますね
- 個人的にはカーク船長のそういう大雑把なところは大好きですが、職務に忠実なピカード艦長も大好きです。どちらが良いというものでもありません
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