新スタートレック:S1第20話「さまよえるクリンゴン戦士」あらすじや感想など
シーズン1 第20話「さまよえるクリンゴン戦士」”Heart of Glory”のあらすじ
エンタープライズは中立地帯で起きた戦闘の痕跡を調べに向かう。
破壊されたタラリアの貨物船バトリス号を発見、ピカードは罠の可能性を疑いつつも調査班を送り込む。
調査班のライカー達は船内に残っていた生存者を発見、船が爆発する寸前に3名のクリンゴン人を救助する。しかし1人は傷が深く命を落としてしまう。
残った2人のクリンゴン人、コリスとコンメルは連邦艦にクリンゴン人が勤務していることに驚くが、ウォーフをそそのかして仲間に引き入れようとする。
だがクリンゴン艦が現れ、コリス達は仲間を殺して逃亡中の犯罪者だと判明する。ウォーフはクリンゴン艦のクヌーラ艦長に対し2人に名誉ある死を与えるよう進言するが、それは聞き入れられなかった。
コリス達は拘束されるが保安部員を倒して逃亡。コンメルは死亡するが、コリスは機関部を占拠してしまう。
コリスと対峙したウォーフは対決の末に彼を倒す。
そして死の儀式をもって、コリスを戦士として弔うのだった。
補足情報や感想など
- やっとウォーフに焦点が向けられました。クリンゴン人でありながらエンタープライズの士官であるという、これ以上ないほど美味しい設定のキャラクターですからね。ここまでメインの話しが無かったのが不思議なくらいです。しかしこの1話でウォーフのキャラクターの掘り下げが一気に進んだ印象ですね。ウォーフかっこいい!
- ロミュランと聞いて「久しぶりに聞く名前だ」とか言ってますが、14話でも話題に出ていましたよ~
- 大事な調査中なのにジョーディの視界の話に夢中になってしまう艦長が割と無邪気でかわいいです
- ゲストのクリンゴン人2名の日本語吹き替えが豪華ですね(玄田哲章氏と若本規夫氏)
- ロミュランの攻撃による「キトマーの虐殺」について触れられます。この事件の際に孤児となった幼少期(当時6歳)のウォーフが地球人に救われるわけですね。
- 惑星キトマーは惑星連邦・クリンゴン・ロミュランの3勢力の境界近くにあり、「スタートレック6:未知の世界」でも重要な舞台となります
- 保安部員は銃撃戦が下手すぎます。わざわざ敵の真正面に飛び出すとかアホかと……(2名死亡)
- やっぱりクリンゴンのデザインはこれが一番好きだなぁ
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