新スタートレック:S1第14話「奪われた女神達の惑星」あらすじや感想など
シーズン1 第14話「奪われた女神達の惑星」”Angel One”のあらすじ
エンタープライズは7年前に大破した貨物船オーディン号の脱出ポッドの行方を追ってエンジェル1号星にやってくる。そこは女性が統治する惑星だった。
だが代表者のビアタ議長は、生存者についての情報をすぐに出そうとはしなかった。
ようやく公開された情報によると生存者は4名。彼らはこの星で身勝手な振る舞いをした上、逃亡中だという。ライカー達は4人の捜索を開始する。
一方艦内ではウイルス性呼吸器病の感染が広がり、艦長やウォーフも感染してしまう。おりしもロミュラン艦隊が不穏な動きを見せており、事態は切迫していた。
ライカーがビアタと親交を深めている間に、ターシャ達は生存者のリーダー、ラムジーと接触する。しかし彼らは既にこの星で家族を持っており、救助を拒否してこの星に残ることを希望する。
だがビアタ議長は生存者家族を捕らえ、彼らに死刑を宣告する。ラムジー達は男性の権利を主張し革命を目指す政治犯でもあったのだ。
ライカーはいざとなれば全員を転送収容するつもりだったが、ライカーの意見を聞き入れた議会は死刑を取りやめ、ラムジー達を未開の地への追放処分とする。ビアタ議長は急激な社会の変化は望まないが、少しずつの変化であれば許容することにしたのだ。
艦内のウイルス騒ぎもドクターの薬で収まり、エンタープライズはロミュランの待つ中立地帯へと進路をとるのだった。
補足情報や感想など
- 男女の立場が逆転した世界ですね。男性は選挙権もないそうです。地球とは異なる社会体制を描く話というのは「宇宙大作戦」っぽいものがあります
- エンジェル1号星はロミュランとの中立地帯に近いため、戦略的に重要な惑星だそうです。TNGでロミュランの名前が出てくるのは初めてですね
- 乳首と胸毛を出したチャラチャラした衣装を着たライカー副長が爆笑ものです。議長ともすっかりいい仲になりますし、今回のライカーはいつにも増してカーク的なところを強調していました
- ラムジーの奥さんって”ナイト2000制作メンバーの一人”のボニーじゃないですか!(苦笑)ラムジーも雰囲気がマクガイバー風ですね。80年代ドラマの雰囲気がします
- しわがれ声で演技しなきゃならない声優の方々も大変です(苦笑)
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