まんが宇宙大作戦:S1第14話「過去から来た新兵器」あらすじや感想など
シーズン1 第14話「過去から来た新兵器」”The Slaver Weapon”のあらすじ
スポック、ミスターカトー、ウフーラの3人は、シャトルで第25宇宙基地へ向かっていた。クジン星で発掘された停滞ボックスを輸送する任務だった。
停滞ボックスは太古の昔に滅んだスレイヴァー人が作った物で、その箱の中では時間が停止しているのだ。スレイヴァー帝国は10億年前には銀河を支配していたらしいのだが、戦争で絶滅してしまったらしい。
停滞ボックスの中には帝国の遺物が入っており、中には危険なものもあった。そのため厳重な管理が必要なのだ。
通りかかったベータ星系に別の停滞ボックスの存在を感知したスポック達は、惑星に探索に向かうが、箱を狙うクジン人に不意打ちを受け捕らえられてしまう。
クジン人は停滞ボックスに入っているかもしれない強力な兵器を欲していた。
箱の中には正体不明の道具があった。
早速実験が行われるが、これは様々な形態に姿を変える道具で、中には惑星を破壊できるほどの強力な武器もあった。
だが道具に内蔵されたコンピューターは、自分が敵の手に渡ってしまったと判断し、クジン人達を道連れに自爆してしまう。
スポック達は脱出し、エンタープライズへの帰路につくのだった。
補足情報や感想など
- 今回の脚本を執筆しているのはSF作家のラリイ・ニーヴン氏です。「リングワールド」は私も大学生の頃に読みました
- クジン人というのはニーヴンの小説にも登場する異星人です(設定は異なりますが共通する部分も多いです)
- クジン人の特性がいろいろと細かく設定されていますね。SF作家らしい細かさですが、あまりテレビシリーズの1編に突っ込むような物でも無いような気はします。おかげで今回説明台詞が多い!
- ニーヴンは菜食主義者が嫌いみたいですね(苦笑)
- 今回はエンタープライズもカーク船長も一切登場しませんでした。なかなか変則的な構成です
目次ページはこちら