クレオスのエアブラシスタンドの最大の欠点をどうにかする
タミヤのエアブラシスタンドが使いにくい…
エアブラシを使うときにエアブラシスタンドは必須の周辺アイテムだと思いますが、その使い勝手にはちょっと困るときがあります。
私は現在3本のエアブラシを所有しており、
- 0.2mmのクレオス(ダブルアクション)
- 0.3mmのタミヤスパーマックス(ダブルアクション)
- 0.5mmのタミヤワイド(トリガータイプ)
という構成です。
これに対し、私が今使っているエアブラシスタンドは以下の2つです
タミヤのエアブラシスタンドは手持ちの3種類のエアブラシ全てを普通に置くことが出来る設計なのですが、
このエアブラシスタンドは残念ながらちょっと使いにくいです。
高さは中途半端に低く、一体成形のため改造して高さを変更するのも困難です。そのためエアブラシにダストキャッチャーを取り付けて置くとホースがテーブルと干渉しやすくなってしまいます。
また本体が軽いためエアブラシを乗せると重心が不安定ですぐに動いてしまいます。安定させるためには板などに固定してしまうとか、両面テープでテーブルに貼り付けてしまった方が良いとは思いますが、それにより移動しにくくなるのもまた不便です。
さて一方クレオスのエアブラシスタンドの方ですが……
こちらは元々少し位置が高めになっていますので、高さ調整をしたければアルミ製の支柱をカットしてやればOKです。またトレイにマグネットで固定できるため安定性も問題ありません。
しかし最大の問題として、タミヤのトリガータイプエアブラシは置けないという欠点があります。
トリガーエアブラシを置こう
一応、クレオス製のトリガータイプエアブラシを置くためのアタッチメントという物が付属しているのですが……
これを使ってタミヤのエアブラシを置いた場合、微妙に角度が付くためトリガーが押されてエアーが出っぱなしになります。
まあ、その状態で使って使えないことはないのですが、置いている間ずっとエアーが出続けるというのもあまり気分が良くありません。
そこでこんな風に改造してやりました。
矢印の部分にスペーサーを作って、先端を引っかけられるようにしています。
不要なランナーのL型部分を切り取って接着剤で止めてあるだけです。
実に簡単な改造ですが、これで引っかけを作ったことにより、タミヤのトリガーエアブラシも問題なく置けるようになりました。もちろんエアが出っぱなしになることもありません。
余計な傾きがありませんので、カップにタップリと塗料を入れてもこぼれずに済みます。
ただ一つだけ注意点としては、このエアブラシスタンドの樹脂部分は普通のプラスチック用接着剤では接着できませんので、合成ゴム系の接着剤を用いる必要があります(100円ショップでも買えます)
私はいつもこちらのクレオスのスタンドを作業時のメインに使い、タミヤ製スタンドの方は作業に使っていない残り2本の待機場所用にしています。