1/12サイズでは出色の出来、モンタギューパラトルーパーはいいぞ!【レビュー】
とてもバランスの良いミニチュアです
今日のネタは自転車のミニチュアです。
自転車のミニチュアという物もいろいろと販売されておりますが、出来に関しては千差万別、手ごろな価格で出来の良い物となると尚更限られてきます。
そんな中で、リトルアーモリーシリーズとして発売されているこの商品は、価格と出来のバランスが大変良い商品だと思います。1/12サイズのフィギュアにジャストフィットというのもありがたいです。
私が持っているのはこの彩色済み完成品の方。
今回この商品を取り上げる気になったのは、最近これのプラモデル版が発売されたからだったりします。
双方の違いはというと、当然プラモデル版は自分で組み立てて塗装しなければなりませんが、他に以下のような違いがあります。
- 完成品版は素材がABSに対し、プラモデル版はPS製。素材として動かして遊ぶときの強度はABSの方が上ですが、塗装時の溶剤耐性はPSの方が上です
- プラモデル版には、ブレーキワイヤーパーツ、デカール、ガンラックなど完成品版にはない付属品が多数追加されています。
※プラモデル版の詳細はメーカーホームページ(こちら)で確認できます。
私は完成品版が発売された際にすぐ購入してしまったのですが、プラモ版が最初からあったなら多分そっちを買っていたと思います。まあ今更買い足すつもりはないですけどね。
細かいところまでよく出来ています
この自転車は架空の自転車ではなく実際に存在します。いわゆる軍用自転車です。民間人向けにも普通に販売されています。軍用だけに頑丈で汎用性が高い自転車ですが、値段もそれなりにします(苦笑)
まあ高級ロードとかに比べたらだいぶ安いんですけどね。
軍用と言うことで運搬性も重視されており、こう見えて実は折りたたみバイクです。このミニチュアも当然それが再現されています。
かなり再現度は高いですね~
また個人的に気に入っているのがホイールのパーツ
自転車が分かる人なら分かるのですが、この価格帯の商品で32H6本取りのスポークパターンをちゃんと再現しているというのは、ハッキリ言って頭おかしいです(褒め言葉)
ただ一点だけ残念なのはスポークの交点を編んでいない(スポークの交差の仕方が逆)なことなのですが、まぁそのくらいは良しとしましょう。
似たような価格帯の商品でマックスファクトリー製のロードがありますが、ホイールなどの作りの細かさはかなりの違いがあります。
美少女プラモデルと相性抜群
サイズ的には、元々リトルアーモリーシリーズとして発売されているだけにフィギュアとの相性はとても良いですね。ただリトルアーモリーは小柄なfigmaのシリーズですので、コトブキヤさんの各種シリーズと合わせるときは若干の注意も必要です。
創彩少女は可動範囲が狭いのでちょっとキツいのですが、そこそこ普通な感じで乗れました。
メガミデバイスになるとサイズも少し小さくなりますし可動範囲が広いですので、かなりサマになってきます。スタンディングスティルもこの通りです。
フレームアームズガールだと一回り大きくなってしまうため、残念ながら無理がありますね。これはちょっと無理。
このシリーズは他に、いわゆるママチャリも出ているのですが、そちらも出来はなかなかです。
やはりホイールを見ると出来の良さが分かりますね。さすがママチャリはスポーク数が多いです(36Hですね)
このくらいの精度と価格でロードを出してくれたらなー、と思うのですがなかなかそういう商品はありません。ロードはメーカーのブランド力が大きく影響しますから、尚更難しいのかもしれませんね。