【ST関連作品】宇宙探査艦オーヴィル:S2第8話「ケイロン星 前編」あらすじや感想など
シーズン2 第8話(通算20話)「ケイロン星 前編」”Identity, Part 1”のあらすじ
アイザックが突然機能停止した。
原因を調べるが、連合の科学力ではケイロン星のロボットを完全に解析することは不可能だった。彼を直すにはケイロン星へ行くしかない。
しかしケイロン星は連合の領域外にあり、もう何年も連合とは接触していなかった。
提督を説き伏せ許可を得たエドは、危険を承知でケイロンへと進路をとる。到着したケイロンは高度に進んだ科学を持つ惑星だった。
エド達はケイロンの総督と面会しアイザックの故障を伝える。だが総督によると故障ではなく、わざとシャットダウンさせたのだという。
有機生命体の観察のために送り込まれたアイザックは、その役目を終えたため回収されるというのだ。
アイザックを友人と考えるエド達は彼の復帰を熱望し彼は再起動されたものの、アイザックはもうオーヴィルには戻らないと言う。
艦では盛大にアイザックのお別れパーティーが開かれた。クルー達は思い思いに彼に別れを告げる。特にドクター・クレアと子供達は大きな感謝を表すが、彼を失う寂しさも大きかった。
エドは並行してケイロン星の連合加盟交渉を続けていたが、総督は返答を引き延ばしていた。判断の速い人工知能にしては不自然だった。
クレアの息子タイはアイザックに会いたい一心で勝手にケイロン星に上陸してしまった。そして地下深くで大量の人骨を発見する。そのような「墓地」が惑星中に発見される。
それはかつてこの星に繁栄し、アイザック達人工生命を作った種族のなれの果てだった。人工生命達は有機生命体を排除の対象としか見ていなかったのだ。
本性を現した人工生命達はオーヴィルを占領しクルー全員を拘束する。
そして彼らの大艦隊は一路地球へ向けて出撃し……
補足情報や感想など
- オービルでは初の前後編エピソードです
- ケイロン星に着陸するオーヴィルのビジュアルはなかなかの見応えです。こういうの大好き
- 高度に発達した機械生命文明なのになぜ各個体が人型なのかという疑問が沸きますが、ちゃんとそこに理由が付きましたね。理由そのものは「やはりそういうことか」という感じなわけですが
- 案の定、ゴードンとジョンのイタズラの数々が悪影響してしまいましたな(苦笑)
- ゴードン役スコット・グライムス氏の歌唱シーンも見所。役者の皆さんは色々とスキルが高いですね
- 人工生命体との対立という構図は、同時期製作の「スタートレック:ディスカバリー」や「スタートレック:ピカード(第1シーズン)」と微妙にかぶります
- AIやロボットが敵になるのはあまりにもパターンどおりなので意外性はありませんね。となると人間の感情を(多少なりとも)理解するアイザックが逆転の鍵になるだろう事も予想出来るわけですが……?
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