【ST関連作品】宇宙探査艦オーヴィル:S1第5話「プリア」あらすじや感想など
シーズン1 第5話「プリア」”Pria”のあらすじ
救難信号を受けてゲートリア星系へやってきたオーヴィルは、恒星に落ちようとしていたヴェガ採掘会社の採掘船ホライズン号を発見。プリア・ラヴェスク船長を救助する。
プリアは美しい女性で、人当たりの良さからすぐにクルー達と打ち解けていく。だが彼女の態度に不審を抱いたケリーが調べると、ヴェガ採掘会社のデータベースにプリアの名前は無かった。
ケリーはエドに警告するが、プリアをの魅力に惹かれ始めていたエドは聞く耳を持たない。
そんな中、艦はダークマター嵐に遭遇する。ダークマターの泡に包囲され脱出不可能の状態に陥ったオーヴィルだったが、プリアの見事な操船によりなんとか切り抜ける。
すっかりプリアを気に入ってしまったエドは、あっさり彼女と深い関係になってしまった。
しかし機関室のナビゲーションシステムに正体不明の異物が仕掛けられ、艦の操作が乗っ取られてしまう。犯人はプリアだった。
実は彼女は29世紀から来た未来人だという。
本来の歴史ならオーヴィルはダークマター嵐に巻き込まれて破壊されることになっており、彼女はそういった船を救っては未来に持ち帰って売りさばく骨董品ディーラーだったのだ。
一度は未来へと連れ去れれてしまったオーヴィルだったが、彼女の乗っ取り装置に意識を侵入させていたアイザックの活躍によって船のコントロールを取り戻し、オーヴィルは元の時代へと帰還する。
これ以上のタイムラインの混乱を防ぐため、エドは時間を超えるワームホールを破壊した。
その瞬間プリアの存在は消え、彼女が過去へやってきたという事実は失われるのだった。
補足情報や感想など
- 今回の監督はお馴染みライカー副長役のジョナサン・フレイクス氏です
- 任務中にブリッジのメインビューワーで映画見てるとかダレきってますねーこのクルー達!(苦笑)ちなみに流れていたのは「となりのサインフェルド」というアメリカの国民的コメディドラマの映像だそうです
- 冒頭の救助ミッションは転送があれば簡単に済むやつなんですけどねぇ
- ミスターポテトヘッドは「トイ・ストーリー」からのネタ
- この世界の動力はダイリチウムではなくダイソニウムという物質を使っているとのこと。思った以上にまんまだな!(苦笑)
- オーヴィルの最高速は時速10光年だそうです(ワープスピード換算だといくつなんだろう?)
- ダークマター嵐の描写が実に面白かったですねぇ。ちょっとゲーム画面っぽいですが
- 今回はTNGシーズン5第9話「26世紀のタイム・トラベラー」がネタとして近いですね
- オーヴィルの世界だとアメリア・イアハートは未来に連れ去られているようです。スタトレ世界だと彼女はデルタ宇宙域にいます(VOYシーズン2第1話「ミッシング1937」)
- 時間ネタなので矛盾点があるのは例によって例のごとしです。あまり気にしてはいけませんね
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