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スタートレック:ローワー・デッキ S2第6話「あからさまなスパイ」 あらすじや感想や元ネタ解説など

08.ローワーデッキ(LD)

(以下、ストーリーのネタばれを含みます)

シーズン2第6話(通算16話)「あからさまなスパイ」”The Spy Humongous”のあらすじ

連邦の貿易ルートへの攻撃を止めないパクレド人との停戦交渉のため、セリトスはパクレド星にやってきた。

だがパクレド人の囚人ラムダーが亡命を希望してセリトスにやってきたことから、交渉は始まる前から暗礁に乗り上げてしまう。

その亡命者はあからさまに艦内中をスパイし始める。ランサムとケイションはすぐにそれに気づきラムダーを適当にあしらうが、ちょっとした隙に姿を見失ってしまう。

その頃、マリナーのチームは艦内の異常物質を回収する任務を割り当てられる。汚れ仕事にマリナーは不満タラタラ。しかしボイムラーだけは「赤シャツクラブ」からの誘いで艦長代理訓練の方に参加することに。

ゴミ回収任務は酷いもので、マリナーやラザフォードは散々な目に会い続ける。テンディだけは任務に乗り気だったが、巨大ナメクジに捕食排泄されたことでやる気を失い、怒りの感情が謎のキューブによって暴走し巨大サソリに変身してしまう。

食堂で暴れるテンディを見たボイムラーは体を張ってテンディを笑わせ、彼女の怒りを静めて事件を解決する。

一方、ラムダーがトイレと間違ってエアロックから宇宙に出ていたことが分かり医療室に運び込まれる。

蘇生されたラムダーはスパイの正体を現すが、勝ち誇ったラムダーは地球攻撃を計画していたことをペラペラとしゃべってしまい、パクレド人達の計画は明るみに出てしまうのだった。

情報を整理してみる

  • 異常物質とは研究用に持ち込んだ危険な物質などのこと。物質再結合器でリサイクルできない危険なゴミ
  • クジン人のクルーに台詞がつきましたよ!
  • パクレド人は身分が高いほど大きなヘルメットを被るようです
  • テンディを変化させたキューブはアタクシアン・ムード・シフターというそうです
  • パクレド人は地球をバルービアン爆弾という物で攻撃する計画をしていたようです
  • サブマニホルド・キャスト・ストーンを使うと、遠くの惑星に声を届けられるそうです(なにげに凄い石ですね)
  • 今回の宇宙歴は58105.1でした

今回の元ネタ解説

※今回は小ネタ少なめです。自分が気づいてないだけかもしれませんが

  • 「艦長ごっこ」のシーンではエンタープライズDのブリッジが描かれました。やはりD型のブリッジは良いですね
  • アルマス(TNGシーズン1第23話「悲しみの星に消えたターシャ」に登場)の吹き替えはちゃんと麦人さんでした。この頃はピカードの吹き替え担当は吉水慶さんでしたので、麦人さんがゲストキャラを担当するなんて事が起きたのです
  • 粘液でヌルヌルになるというのをネタとして強調していましたが、上記のアルマスが登場する回ではライカー副長が物凄いヌルヌルな目に遭ってます。必見です

今回の感想

今回は小ネタはかなり少なめです。まあ毎度毎度大量にネタを突っ込まれても見てるこっちが疲れちゃいますけどね、楽しいけど(苦笑)

今回も敵役としてパクレド人が登場していますが、ローワーデッキはシリーズ通しての敵としてパクレド人を使うつもりなんでしょうかね? 彼らに指示を出している黒幕はいるようなんですが。

様々な廃棄物が登場しましたが、あえて過去作のネタを使わずにそれっぽい名称の物質や効果を創作しているようです。作り手側もその辺を楽しんで作ってるんじゃないかしら。ピンクの立方体はエネルゴン・キューブにしか見えませんでしたけどね(だからスコルポノックにトランスフォームしたのか(苦笑))

赤シャツクラブのリーダー、ケイシー少尉は、典型的な口だけで手を動かさない人でした。そして汚れ仕事をする人達を軽視しているという、個人的にはとても嫌いなタイプ。そういう人を現実でいっぱい見てきたんでホントこのタイプは嫌なのよ。

それに対して自分の行動で事件を解決するボイムラーが大変カッコイイです。今回はボイムラーがだいぶ株を上げましたね。それをちゃんと評価するランサム副長も好印象。

苦労した人がちゃんと報われる話は大好きです。

「ローワーデッキ」の目次はこちら

2021年9月18日08.ローワーデッキ(LD)

Posted by raccoon81920