スタートレック・エンタープライズ:S3第9話「ウエスタン」あらすじや感想など
シーズン3 第9話(通算61話)「ウエスタン」”North Star”のあらすじ
アーチャー達は地球人が住む惑星を発見し調査していた。
こんな宇宙の彼方になぜ地球人がいるのかは全くの謎であり、しかも文化様式は西部開拓時代のままだった。
この世界の人間達はスカゴラ人という異星人を”スキャッグ”と呼んで弾圧していた。
300年ほど前に、スカゴラ人は労働力とするために地球人をさらってきたのだが、クーパー・スミスという人物が反乱を起こして立場が逆転したのだという。郊外にはスカゴラ船の残骸が散らばっていた。
酷い扱いを受けるスカゴラ人達の状況にアーチャーは憤慨する。
アーチャーはスカゴラ人の子供に勉強を教えた罪で逮捕されたベサニーという女性教師を助けた。しかしならず者のベニングスにベサニーが撃たれ、やむなく彼女をエンタープライズに転送収容する。
アーチャーはズインディの件が片付き次第、この星の人々を地球に帰そうと考える。
自分たちが地球から来たことを保安官に明かしたアーチャーだったが、アーチャーを信じないベニングス一派はアーチャーをスカゴラ人の仲間だと思って襲いかかってきた。
激しい銃撃戦となったが、アーチャー達はこれを打ち倒す。
そして地球のことを知った保安官やベサニー達は、スカゴラ人との差別のない共存へと大きく舵を切っていくのだった。
補足情報や感想など
- ありえるはずのない場所に地球人達が暮らしており、しかも西部劇になるという、宇宙大作戦でよくありそうなパターンのお話です
- 異星人が地球人を労働力としてさらっていくというのは、VOYシーズン2第1話「ミッシング1937」でもあったパターンですが、そちらでも地球人は反乱を起こして異星人を打ち倒してます。うわ地球人つよい(苦笑)
- ズインディを追う本筋よりこういう単発ものの方が出来がいいですな。他者との共存というスタトレの本道を行ったテーマもいいと思います
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