スタートレック・エンタープライズ:S2第18話「光の意志」あらすじや感想など
シーズン2 第18話(通算44話)「光の意志」”The Crossing”のあらすじ
エンタープライズは未知の巨大宇宙船に収容されてしまった。
意思の疎通を図ろうにも通信に返答はなく、武器システムも使えなくなってしまう。
宇宙船内には生命反応はなかったが、多数の光の玉が浮遊していた。これに取り付かれたトリップは幽体離脱のような体験をする。
どうやらこの光の玉は生きているらしい。
再び光がトリップに入り込み、彼の人格は光と入れ替わってしまった。アーチャー達もすぐにそれに気付く。
対話を始めると、彼らは元は肉体を持った生命だったが、今は精神だけの存在に進化しているのだという。友好的な態度を見せる彼らだったが、アーチャーは何か違和感を感じずにはいられなかった。
彼らは勝手に人間と入れ替わり船内に混乱を広めていく。20人以上が乗っ取られ、彼らの勝手な振る舞いにアーチャーは憤慨する。
彼らがオスミウム合金を通れないと判明し、無事なクルー達はキャットウォークへと待避することにした。
一方でトゥポルはわざと光を体内に入れて彼らの本心を探ろうと試みる。その結果、彼らがクルー全員を乗っ取ろうとしていることを知る。
実は彼らの宇宙船は故障しており、肉体を持たなくなった彼らにはそれを修理する手段がなかった。だが船を失えば彼らも生きられなくなるため、他種族の体を奪おうとしていたのだ。
アーチャーはガスを充満して乗っ取られたクルーを仮死状態におちいらせ、光を追い出そうと考える。
作戦は成功しクルー全員を取り戻したエンタープライズは、巨大宇宙船を魚雷で粉砕すると全速で離脱するのだった。
補足情報や感想など
- いわゆる”精神生命体”に進化した存在とのファーストコンタクトものです
- キャットウォークがまた重要な舞台になりました。以前ここに指揮系統の予備を作っておいたのが役立ったわけですね
- 精神生命体になるほどの存在なのに船がなくなると死んでしまうとか修理も出来ないとか、随分とマヌケな話です
- アーチャー達が船を修理してあげて「めでたしめでたし」になるのかと思いきや、問答無用でぶっ飛ばして終わるので唖然とします。え~~~~
エンタープライズの目次ページはこちら