スタートレック・エンタープライズ:S2第13話「熱き夜明け」あらすじや感想など
シーズン2 第13話(通算39話)「熱き夜明け」”Dawn”のあらすじ
シャトルのテスト飛行をしていたタッカーは突如攻撃を受けた。
近くの月に緊急着陸したが、敵の小型船もエンジン不調で同じく不時着していた。
敵のパイロットは地上でもタッカーに襲いかかってくる。相手はアーコニアン人だった。
エンタープライズにも彼らの軍用船が接触してくる。即時退去を命じられるが、彼らの方も行方不明の仲間を探しているらしい。アーチャーは協力して捜索をしようと提案し、相手の艦長も渋々ながら承諾する。
タッカーと敵パイロットは言葉が通じない中で互いに反目しながらも、脱出のために通信機の修理を進めていく。
二人は取っ組み合いの喧嘩にまでなるが、それでも何とか通信機を山の上に設置しエンタープライズへと通信を送る。上手く通じたかは解らなかったが、二人はいつの間にか奇妙な連帯感を持つようになっていた。アーコニアン人の名前がゾカーンということも分かった。
やがて夜が明け始める。この月では日中の気温は170度にもなるのだ。
二人は死を覚悟するが、ついにエンタープライズから返事が返ってきた。特殊な環境のためシャトルを送ることが出来なかったが、転送は可能だった。
しかしゾカーンは下手に転送すると命が危ない状態にあった。タッカーはゾカーンだけを残して自分だけが救助されることは頑として拒否する。
タッカーはアーコニアンのシャトルを改造するアイデアを提案し、そのおかげで二人の救助はギリギリ間に合った。
エンタープライズに戻りやっと言葉が通じた二人は、互いに友情を確かめ合うのだった。
補足情報や感想など
- 過去のシリーズで似たような話あったよなぁ、というのが第一印象(苦笑)
(TOS「怪獣ゴーンとの対決」、TNG「謎のタマリアン星人」、「宿敵! ロミュラン帝国」、DS9「あの頂を目指せ」あたりに似たようなシチュエーションのシーンがあります) - なので展開としては大変普通です。特に意外性はありません
- とはいえ、最後に互いを理解し友情を感じるシーンは良いです。ベタですがこういうのは嫌いではありません
- 死を覚悟したシーンのタッカーの台詞は「ブレードランナー」のパロディですね。あと全体的に「第5惑星」のパクr……
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