スタートレック・エンタープライズ:S2第1話「暗黒からの衝撃波・後編」あらすじや感想など
シーズン2 第1話(通算27話)「暗黒からの衝撃波・後編」”Shockwave, Part II”のあらすじ
31世紀に取り残されたアーチャーとダニエルスは、廃墟となった図書館で情報を収集する。
どうやら歴史が変わったことで惑星連邦は設立されず、時間移動技術も無くなってしまったらしい。歴史を修正するにはアーチャーを元の時代に戻すしかない。
ダニエルスはアーチャーの持っていた通信機を改造し、時間を超えて22世紀のエンタープライズと連絡を取ろうとするのだが……
22世紀では、エンタープライズはスリバンに拿捕され螺旋艦に囚われていた。
スリバンの「カバル」を率いるリーダーのシリックは、未来からの指示を仰ごうと通信を試みていたが、彼の呼びかけに対する応答は一切無かった。
一方エンタープライズのクルー達は反撃のチャンスをうかがっていた。そんな中、トゥポルの元に未来のアーチャーから通信が入る。
クルー達は示し合わせて反撃作戦を開始した。
トゥポル達がスリバン人の注意を引く間に、リードはアーチャーの指示に従ってダニエルスの部屋から未来の装置を持ち出す。だがその様子はシリックに監視されていた。
リードは捕まり、装置はシリックの手に渡ってしまった。その装置が通信機だと考えたシリックは、未来人と連絡をつけようと装置を作動させる。
だが未来人との通信が繋がる代わりに、アーチャー本人が時を超えて現れる。これがアーチャーの狙いだったのだ。
22世紀への帰還に成功したアーチャーはシリックを人質に取って螺旋艦からの脱出に成功する。
エンタープライズもスリバン船を逃れ、バルカン船との合流に成功。コロニー爆発事件の無実も立証される。
バルカン最高司令部はそれでも探査任務の続行には否定的だったが、トゥポルのおかげもあって任務の続行が決定される。
エンタープライズは再び未知の宇宙への前進を開始するのだった。
補足情報や感想など
- 惑星連邦の設立がなかったことになると、時間冷戦そのものも無くなってしまうみたいですね
- シリックに指示を出している人物は28世紀にいるようです
- 前回の衝撃的な引きの割には、今回の戻り方は思いのほかアッサリでした。とは言えその手順はなかなか工夫していて面白かったです。まあ前半の引きが後半であっさり片づいてしまうと言うのはよくあるパターンなんですが
- 未来が変わったのに未来の装置が過去に残っている、みたいな矛盾点を気にし始めるとキリがありませんので、気にしないようにしましょう
- バルカン司令部の方針に真っ向から異議を唱えるトゥポルが今回の見所です
- 本来の歴史なら死ななかったはずのコロニーに居た3000人の人達は、結局死んだままなんですね……
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