スタートレック・エンタープライズ:S1第9話「狙われた星アカーリ」あらすじや感想など
シーズン1 第9話「狙われた星アカーリ」”Civilization”のあらすじ
Mクラス(ミンシャラクラス)の惑星を発見した。
5億人ほどの人口がある惑星だったが、まだ産業化以前の文明レベルだったため、トゥポルは上陸に反対する。しかしアーチャーは変装して上陸することを決めてしまう。
ところが惑星上からニュートリノ放射が観測された。反物質が使用されている可能性があるのだ。
アーチャー達が反応を追って骨董品店に潜入すると、それを監視していたリアーンという女性から武器を向けられる。彼女もこの店を見張っていたらしい。
彼女によるとこの店の周辺で奇病が増えているのだという。
アーチャーが骨董品店の店主ギャロスと接触したところ、彼はアルリア星系から来た異星人だった。この惑星が気に入って密かに暮らしており、反物質リアクターを食料生産用の動力に使っているというのだ。だがそれにしては出力が大きかった。
トゥポルの調査で奇病の原因が地下水の汚染にあると分かる。この星にはないはずの汚染物質だった。
アーチャーはリアーンと協力して骨董品店に出入りしている配達人を追跡したところ、荷物の配達先は異星人のシャトルだった。
アルリア人達は骨董品店の地下でベリジウムの採掘を行っていたのだ。それは爆薬の原料となる物質だった。
アーチャー達は施設の動力を停止しようとするが、逆に捕らえられてしまう。エンタープライズもアルリア船からの攻撃を受ける。
だがトゥポルの機転でアルリア船を撃退し、アーチャーもリアーンのおかげでギャロス達を打ち倒す。
地下の採掘施設は撤去され、アカーリ人達の病気も治療されるのだった。
補足情報や感想など
- 惑星連邦設立後であれば艦隊の誓いにより接触は禁止される惑星ですが、アーチャーはいつも通り強引ですね(苦笑)
- 宇宙艦隊もまだ無い時代ですが、頼まれてもいないのに乗り込んでいって正義を実行するという、まあなんというかアメリカ的なお話です
- 女性に手が早い船長というのは、カーク船長という原点に戻った感じがします
- リアーンがあまりに有能で順応が早いので、この人も異星人なんじゃないかと思いましたが違いました
- 今回の悪役アルリア人は宇宙大作戦でも登場しています(そちらでの日本語訳はマルリア)。TOSシーズン2第3話「超小型宇宙船ノーマッドの謎」が該当回なのですが、彼らの母星は40億人の住民ごと全滅してしまいます……
- 今回登場したアカーリ人ですが、かな~~~り後になって再登場するそうです
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