スタートレック・エンタープライズ:S1第23話「追放された者への祈り」あらすじや感想など
シーズン1 第23話「追放された者への祈り」”Fallen Hero”のあらすじ
クルーに上陸休暇を取らせることを決め、エンタープライズは惑星ライサへと向かうことにした。
だが艦隊司令部からの緊急指令が入り、マザール星に駐在しているバルカン大使のヴラー女史を迎えに行くことになってしまった。
マザールに到着すると、マザール政府はアーチャー達が訪問する余裕も与えずにヴラー大使を押しつけてくる。
彼女は職権乱用と違法行為で追放になったというのだ。
ヴラー大使はバルカン人にしては率直な人物で、人間に対しても大いに興味を持っていた。かつて彼女に憧れを持っていたトゥポルは、そんなヴラー大使の様子を見て少なからず失望を覚える。
バルカン船との合流地点へと向かう途中、エンタープライズは突如マザール船からの攻撃を受ける。
なんとかやり過ごしたものの、ヴラー大使はなぜ命を狙われているかを明かそうとはしなかった。バルカンの秘密主義に頭にきたアーチャーは、命令に逆らいマザールへと引き返すことにする。
だがヴラー大使と話し合い「彼女を信じる」と言い切るトゥポルの言葉を信じ、アーチャーは再び合流地点へと急ぐことにする。
マザールからの追っ手は数を増しエンタープライズは危機的状況に陥っていく。
クルーを危険にさらしても信念を曲げないアーチャーの姿を見て、ヴラー大使は事件の詳細を打ち明ける。
大使はマザール政府の腐敗についての証拠集めをしており、告発の用意を整えていたのだ。そのため政府から口封じのために命を狙われているというのだ。
エンタープライズは限界速度のワープ5で逃走するが、エンジンに攻撃を受け包囲されてしまう。
しかしアーチャーが時間を稼ぐ間にバルカンの巡洋艦シュラーン号が合流し、マザール船は撃退される。
大使は無事バルカンに引き渡され、大使はアーチャーの勇気ある行動に感謝するのだった。
補足情報や感想など
- スタートレックではお馴染み、歓楽惑星ライサの名前が登場しました。でもなかなか到着することが出来ません(苦笑)
- ヴラー大使が秘密にしていた内容があまり大したことないので肩すかしもいいところですね。アーチャーに秘密にするほどのことでもないでしょう。まあそのあたりの部分はあまり重要ではないのですが
- 人間に好意的なバルカン人の登場というのは良かったと思います。画一的な描写ばかりでは面白くありません
- ワープでの追撃戦というのも緊迫感があって面白かったです。ビジュアル的にはブリッジ内の会話ばかりなんですけどね
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