スタートレック・エンタープライズ:S1第17話「果てなき心の旅」あらすじや感想など
シーズン1 第17話「果てなき心の旅」”Fusion”のあらすじ
バルカンのヴァークラス号がエンタープライズに接触してきた。
船長のタヴィンによると、彼らはバルカンの教えから離れて感情を受け入れることを選んだ一団なのだという。感情豊かな人間は、彼らにとって興味深い存在なのだ。
アーチャーは付き合いやすいバルカン人もいるのだと感心するが、トゥポルは心をかき乱され落ち着かない。
2船は合同で星雲の観測を行うことにする。
そんな中、アーチャーはヴァークラス号の機関部員コヴがバルカン最高司令部の大臣の息子だと知らされる。大臣は病気で死にかけておりコヴと連絡を取りたがっているのだが、コヴは頑なに通信を拒否していた。
トゥポルの方も、共に仕事をすることになったトラリスというバルカン人に心を揺さぶられ続け、全く仕事に身が入らなくなってしまう。
トラリスの精神融合でトゥポルは感情を呼び覚まされるが、無理な精神融合で神経にダメージを受けてしまう。アーチャーはそれを知ってヴァークラス号との交流を打ち切ることにした。
一方、親しくなったタッカーの説得で父と連絡を取ったコヴの方は、晴れ晴れとした表情でエンタープライズを去って行く。
アーチャーはバルカン人の違った側面に触れ、これまでよりも少し理解が進んだように感じるのだった。
補足情報や感想など
- タヴィンを演じたロバート・パイン氏はクリス・パイン氏のお父さんです。往年の洋ドラファンには「白バイ野郎ジョン&パンチ」のギトレア部長として有名です
- バルカン人のポンファー(発情期)のことが地球人に語られるのはおそらくスタトレ世界の歴史上では初めてでしょう
- トゥポルが精神融合を知らないというのはちょっと驚きです。この時代だとあまり知られた技術ではないんですね
- バルカン人の本性というものを垣間見れるエピソードです。異文化交流の様子が面白いのですが、本当に触りだけという感じ。ちょっと物足りなさを感じてしまうのは致し方ないですね
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